自己肯定感が低いのには理由がある!今から高める5つの術

自己肯定感が低いのには理由がある!今から高める5つの術
「自分は自己肯定感が低いから何事も上手くいかない…」と嘆いている人は少なくありませんよね。自己肯定感が低いと、自分に自信が持てず、ほんの小さな失敗にも自分を責め続けてしまいます。

反対に自己肯定感が高ければ、自分の生き方に自信を持ち、例え失敗をしたとしてもそれを糧に、仕事のやり方や人生の方向性を自分で修正していくことが出来ます。日々の生活を送る中で失敗のない生活などありえません。どんな人にでも必ず失敗はあります。ではこの2つの間にある違いは何なのか、どうしたら低い自己肯定感を高く保つことが出来るようになるのか、気になるところでしょう。

自己肯定感が低いと、仕事や勉強だけでなく家族や恋愛と言った人間関係などにも深く影響を及ぼします。ぜひ今からでも自己肯定感を高める術を身に付けましょう。

そこで今回は、自己肯定感を高める方法についてお伝えします。

良いセルフイメージを作る

そもそも自己肯定感が低い・高いとはどうやって判断するのか今一分かりづらいですよね。自己肯定感が低いとは、自分の能力や可能性、更に自分の存在そのものに対する判断や評価を、低く思いこんでしまっている状態のことです。

このように自己肯定感が低いとせっかく良い仕事の依頼が来ても「どうせ出来ない」と考えてすぐ諦めてしまったり、その先の起こってもいない出来事に対して建設的な物の見方が出来なくなり、無気力感や絶望感を持ってしまいます。

まずは自分の中で良いセルフイメージを作ってみましょう。

例えば「仕事が遅くてダメな私」を「丁寧な仕事が出来る私」に置き換えてみます。これは根本的に自分を変えたのではなく、表現する言葉を変えただけ。この見方を変えてみる事を「リフレーミング」と言います。

リフレーミングを使えば、起こった出来事や物事を良い方向に切り替えることができるのでおススメです。

自己を肯定する言葉を口に出して言う

日々の生活でもし失敗をしてしまった時、「あぁーやってしまった!」と落ち込んでしまう人は多いもの。大したことではないのにいちいち落ち込んでいたら心がだんだん辛くなってしまいます。

そんな時は「私は大丈夫」と口に出して言ってみましょう。肯定的な言葉を言うことで気分が切り替わり前向きに行動することが可能になります。

また何か1つ仕事が終了したときには、自分に対して「よく出来ました」と褒めてあげましょう。

自己肯定感が低いと「まだまだだ」とか「もっと努力しないと認めて貰えない」と頑張りすぎてしまいます。これは一見前向きに見えますが、自分でハードルを上げて自ら人生を生きづらくしてしまっているにすぎません。

自己肯定感を高めたいのなら「自分は良くやれている」「今日はココがよかった」と自分を褒めてみましょう。

そして他人に何かしてもらった時には「すみません」ではなく「有難う」と感謝の言葉を言いましょう。自己肯定感が低いとつい「すみません」と謝ってしまう傾向があります。

このように相手の好意を喜び感謝することで自己肯定感を高め、更に人間関係も円滑になっていきます。

 

小さな目標を立てて実行してみる

低い自己肯定感を高めるには、自分に自信を持つことが大切ですが、そもそも自分に自信を持つには、どうすればよいのか今一分からないですよね。自分に自信が持てるようになるには、何らかの成功体験を味わうことが大切です。

そこでまずは小さな目標を立て、それをノートなどに書き出して実行してみましょう。

その小さな目標を一つずつ達成するごとに、自分のことを褒める言葉を書き記します。ここでも自分を褒めると言う事が大切です。自分を褒めてあげる習慣を作るという作業は、自分そのものを認めることとなり、自己肯定感が低い人には大変効果的です。

目標は日常のほんの些細なことで構いません。ここでは高い目標を立てないことがコツです。高いハードルを作るとかえってマイナスになってしまいますので、あくまで小さな目標を立てましょう。その小さな目標が達成されたら、次の目標を立てると言ったようにたくさんの達成感と成功体験を感じることが大切なのです。

 

他人と比較することを止めてみる

自己肯定感が低い人は不安感を感じやすく、てっとり早く何かと比較して、自分を見出そうとする傾向にあります。自分と同じもしくは自分より低い場所を見出そうとし、もし自分より高いところが見えると、落ち込むパターンに陥ってしまいます。

そもそも自分と他人は全く違う人間です。同じになるわけがありません。それをあえて比較し優劣をつけ一喜一憂すると言う自分の思考に振り回されているだけです。しかし、その思考の基準はどこからきているのでしょう。

もし今いる環境がガラッと変わって他人がすべて入れ替わったら、その基準も変わって来てしまいますよね。全部変わってしまったらまたそこの基準に合わせ直して・・・・。一生振り回されることになってしまいかねません

そこで一度他人と比較することを止めてみましょう。他人と比べるのではなく、昨日の自分、あるいは過去の自分にフォーカスすると、幸福感を感じやすくなります。

他人の選択に乗っているだけでは心の土台がなく、いつもユラユラ考えが揺らいでしまいます。なりたい自分があるのなら自分の意志で行動し、その結果も自分の責任と認め受け止められるようになりましょう。

 

自分の理想としている環境に身を置く

もしも周りに否定的な行動や否定的な言葉を使う人がいたとしたら、自分でも知らないうちに良くない方向へ行ってしまっていることもあります。自己肯定感が低いと感じる原因はそこにあるかもしれません。このような場合は思い切って環境を変えてみる事をおススメします。

「そんなことあなたには無理だ」とか「やめておきなさい」などと他人から言われた事は誰にでも少なからずあるでしょう。心配をしてかけてくれた言葉かもしれませんが、一方で前向きな考えに嫉妬して意識的に足を引っ張るような言葉を投げかけてくる人もいます。そんな人たちに囲まれていると、せっかく前向きに行動しようとしていても、また引き戻されてしまいます。

ただ、環境を根こそぎ変えるのは難しい場合もありますよね。その場合は否定的な言葉を発する人や環境からなるべく距離を置くことから始めてみましょう。

気の進まないお茶のお誘いや、飲み会など、今まで全部出ていたものを何回か断ってみて、自分の基準で行動が出来る時間を作ることが大切です。他人の行動や言葉はこちらではコントロール不可能ですから、なるべく接触を断つことをおススメします。

 

このように、自己肯定感が低い状態とは、自分のすべてを受け入れられずに息苦しい生活を送ってしまっていて、自分に自信が持つことが出来ない状態であると言う事がお分かりになったことでしょう。

日々の日常生活の中ではどうしてもネガティブな出来事や言葉、それからネガティブな自分自身に出会う事もあるでしょう。そんな自分も否定せずに受け止められたことを、むしろ素晴らしいと褒めてあげてください。

そういう自分に気づきそれを受け入れ、自分は自分で良いと許可してあげることが大切です。すべてを否定するのではなく、少しずつで良いので、ポジティブな考え方が出来るようになることから始めましょう。ぜひ自己肯定感の低い自分から脱出して、素敵な人生を送ってくださいね。


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