集中力を鍛えるにはコレ!効果がでやすい5つの脳トレ

集中力を鍛えるにはコレ!効果がでやすい5つの脳トレ
脳の働きや集中力を鍛えるには、脳トレが一定の効果があるということで評価を集めています。勉強や仕事をしていても、集中力が続くときにはとても効率よく捗り、暗記能力や考えのまとまりが良くなりますよね。反対に、集中力が出ない時はやたらダラダラと時間がかかってしまって暗記しにくかったり、要点を得られないことになりがちです。勉強、仕事を効率よく進めるには集中力を高めることが大切と言えるでしょう。

では集中力を鍛えるにはどのような方法があるのでしょうか。集中力を鍛えるには勉強や仕事の前に少しだけ時間を取り、集中力を鍛える脳トレをすることが効果的です。というわけで今回は、集中力を鍛えるための脳トレ5つをお伝えします。

 

集中力を鍛えるにはコレ!
効果がでやすい5つの脳トレ

 

暗記と暗算

車のナンバープレートの数字や、時計の4桁の数字を見て、パッと暗記します。そしてその数字を暗算で、足したり引いたり掛けたり割ったりして「10」の数字にします。10の数字にならない時もありますが、そしたらそれは10にならないという結論を出しておしまいにします。最初のうちはまごつくかも知れませんが、だんだん早く暗算できるようになるようにしましょう。

暗算の方法としては、時計や車のナンバープレート、商品についているバーコードの数字、商品についているお店などの電話番号など、身近にあるものの数字を利用してもよいです。あるいはスマホの無料ゲームアプリの中にも暗算ができるアプリがいくつかありますので、ゲームアプリを利用して暗算のトレーニングを行い、勉強前や仕事の前に集中力を鍛えるのに活用するとよいでしょう。

 

音読する

音読は、自分の声を聞くことで脳が刺激されて記憶が深まり、集中力を鍛えることができます。もし周りに人がいるなど音読をできない環境だったら、黙読でもかまいません。

時間は2分〜3分の間にできるだけ速く読みましょう。速く読めば速く読むほど脳トレ効果が上がります。なぜ、速読が集中力を鍛えるのに効果的なのかといいますと、速読によって短時間に大量の文字数、情報に触れることで、情報の処理能力がアップしたり判断力、理解力、記憶力などを鍛えることができるのです。さらにはオマケとして、眼球が速く文字の上を飛ぶことで目の筋肉が鍛えられて視力がアップしたりという効果もあります。

ちなみに、現代の文章よりも古典を読むほうが脳の活性化に効果があると言われています。枕草子、方丈記、源氏物語、徒然草、竹取物語、などなどお好きな古典を選んで脳トレに活用してみましょう。

 

タイマーを使う

集中力を高めるのに効果的なのが、タイマーを使って時間制限を設けて作業をし、休憩も決まった時間取ってまた作業というのを繰り返す方法です。脳トレというのとは少し違うかもしれませんが、締め切り前や時間のないとき、焦っているときなどは普段よりも頭の回転が早くなる気がしませんか?「短時間で終わらせなければ!」というプレッシャーがかかることによって集中力が増し脳がいつもよりも高速で回転してくれるのです。

やり方としては、まずタイマーをスマホのアプリなどで用意して25分間にセットします。25分間はその作業に集中し、5分休んだらまた25分間作業に集中するという作業を続けていくのです。そして、合計4回このサイクルを繰り返したら(合計2時間)、長めに休息時間を取りましょう。ポモドーロ・テクニックという名前で知られる集中トレーニングです。

仕事をしていると25分なんて結構すぐに時間が経ってしまいますが、まだまだ続けられそうでも25分経ったら一旦休みましょう。そのほうが全体としてみると生産性が上がります。また、このポモドーロ・テクニックでは「とりあえず25分間仕事を頑張ろう」と思うことによって、心理的な壁が低くなることが良い点です。これから、数時間もかかりそうなタスクに取り組まねばならないという時の心理としては、仕事に取り組むまでがおっくうで気が重くなるものです。

しかし、とりあえず25分仕事をしたら休まねばならないと決めておくことでフットワーク軽く仕事に取り組み始められます。脳は「大きなアクション」を嫌う傾向があるといわれていて、面倒なことほど先延ばしにしてしまう傾向があるのです。いきなり脳に負担な大掛かりなことをやるのではなくて、「小さなアクション」から始めていくことが物事に取り掛かりやすくなるポイントです。

 

アナログで手作業をしてみる

普段パソコンやスマホでばかり作業しているという人は、たまには手で文字を書いたり資料をファイルに入れたりホッチキスで留めたりと、書類を作成、整理してみましょう。スマホやパソコンで文字を打つのと、手で文字を書くのではやはり脳の使い方が違いますよね。久しぶりに紙に文字を書いてみると、意外と時間がかかり、面倒くさく感じるものです。また、漢字が思い出せずに「あれ?こんな漢字だったかな?」なんて思うこともあるでしょう。

スマホやパソコンでは入力も早いし、漢字がわからなくてもひらがなを入力すれば変換候補が勝手に出てきてくれます。しかし、手書きだとそうはいかないので、記憶に頼って思い出しながら文字を書くことになります。文字を揃えてまっすぐ書こうとか、どのくらいの文字の大きさがよいかとか、全体のバランスも考えながら書こうとする意識が働きますので、たまにはパソコンやスマホなどの便利なものから離れて、懐かしいアナログの作業を行ってみると脳が活性化して集中力が増すことでしょう。

 

好きな色を暗記&探す

電車の中で使える脳トレですが、まず窓から外がよく見える位置に座りましょう。そして好きな色を2つ選んで、その色が窓から過ぎ去っていく景色の中にいくつ見つかるか、というのを数える脳トレゲームです。最初は2色で、もし簡単すぎるようなら3色にしてみたり、色を変えて楽しんでみてもよいでしょう。

または、色ではなくて丸とか四角とか、何か形を決めてそれを数えるというふうにアレンジしてみてもよいです。この電車の中でできる脳トレは、自分で決めた色を暗記するということと、過ぎ去っていく景色の中から探すという集中力、動体視力が鍛えられます。毎日電車で通勤するという人はぜひ習慣にしてみてはいかがでしょうか。会社に着き仕事に取り掛かるまでには、良い感じに集中力が増して、仕事の効率が上がることでしょう。

 

いかがでしたか。集中力を出すために、ぜひ勉強前や仕事の前に脳トレをする習慣をつけてみましょう。集中力を鍛えるためには、楽しみながらトレーニングをするというのが大切です。暗算や音読も、あまり決まりを作らずに、自由にいろいろルールを作って楽しんで脳トレに励みましょう。黙読の速読なら、ひらがなを2つ選んで拾い上げて探して読んでいくというのも良いかもしれません。電車の過ぎ去る風景から色を探すというのを、本を使って文字でやるという感じですね。

また、タイマーを使った仕事の区切り方は職場によっては難しいかもしれませんが、できる範囲で時間制限を設けて脳の回転が速くなるように工夫してやってみるとよいでしょう。また、仕事のスケジュールや片付け方をメモ帳などに手書きで書いてみるというだけでも、やるべきことがスッキリと整理されて集中力を鍛える効果が期待できますよ。実は、紙に書くというのは「手放す」というのを助ける効果があるのです。ストレスや悲しみなども紙に気持ちをそのままぶつけて書いてみることで、すっきりとすることもありますしし、覚えることがたくさんで頭が一杯になった時に書き出すと、「あれ?」という風に頭が整理されることもあります。

このようにいくつか方法はありますが、自分に合った方法を見つけて、楽しみながら集中力を鍛えていきましょう。

まとめ

勉強、仕事の能率を上げる!集中力トレーニングとは

・暗記と暗算
・音読する
・タイマーを使う
・アナログで手作業をしてみる
・好きな色を暗記&探す


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