物の見方を変えて、劣等感を長所に変えてしまう、5つの方法

物の見方を変えて、劣等感を長所に変えてしまう、5つの方法

劣等感、自分は他人より劣っているという感情。それは、誰にでも多かれ少なかれ、必ず持っている感情です。劣等感は、特別なものではなく、当たり前の感情です。

だけど、劣等感に縛られて、自分の思うように行動できなかったり、劣等感から人を不快にさせてしまう言動をついしてしまったりして、自分の劣等感に悩む人は多いでしょう。

劣等感さえなければ、もっと自分に自信が持てれば、違った自分になれるはずなのにと、自分を責めてしまう人もいると思います。だけど、劣等感は、そんなに憎むべき感情ではありません。劣等感を感じる自分を嫌いになる必要なんてないのです。

劣等感も、原因を追究し、角度を変えると、実はあなたの長所になる可能性を秘めた、大切な自分自身の一部なのです。今回は、劣等感を長所に変えてしまう5つの方法をお伝えします。



 


物の見方を変えて、劣等感を長所に変えてしまう、
5つの方法

 

劣等感を感じる理由を考えてみよう


劣等感を感じるには、必ずきっかけがあります。例えば、母親からの何気ない一言が酷く胸を抉ったとか、誰かと比較され貶められた経験があるとか、学生時代の失敗経験などです。

自分が感じる劣等感について、なぜ、そのような劣等感を持ってしまったのか、一度深く思い出してみましょう。もしかしたら、時間が経った今ならば、劣等感を感じるような出来事ではなかったと思えるかもしれません。

自覚している劣等感は、原因がわかっても簡単に払拭できるものではありませんが、劣等感を感じて極度に緊張する場面に直面した時に、「それはあの時のことで、過ぎ去ったこと。今の自分は違う」と、冷静になるための材料になります。そして、劣等感を感じる原因を思い出すことで、思いがけない一言が相手に深い傷を負わせることがあることを知り、人に優しくなれるのです。

 

劣等感は向上心の裏返し、前向きな自分を自覚しよう


劣等感は、理想と現実のギャップがある時に強く感じてしまう感情です。しかし、理想と現実にギャップが生まれるには、理想を高く持つという向上心が必要なのです。

劣等感を感じるという事は、自分を向上させようと思っている気持ちの表れ。頑張らない、その場が収まればそれで良いと思っている適当な人間には、劣等感があったとしても、本人も大して気にならない小さなものだったりするのです。

向上心は立派な長所です。向上心の裏返しの劣等感に負けず、理想の自分に近づくにはどうしたら良いのかを具体的に考えて行動に移しましょう。劣等感は、向上するためにも大切な感情です。

 

劣等感を感じたら、相手の長所を見つけたのだと発想を転換しよう


劣等感とは、他人に比べて自分が劣っていると思う感情ですよね。ということは、劣等感を感じる人は、周りにいる人の長所に気づきやすいということなのです。自分よりあの人の方が、ここが優れていると気付いているということですよね。

周りの人が自分より優秀な人ばかりで劣等感を感じて萎縮してしまう事に悩んでいるかもしれませんが、人が優秀だと感じる、人の良さをすぐ見つけることができるというのは、紛れもない長所です。
そして、人間関係を円滑にするために、とても大切な事なのです。

もしも、優越感ばかりを感じて、周りの人間は自分の足ばかりを引っ張る、無能な奴ばかりだと思って生活していたら、どうなるでしょう。優越感を感じている本人も相当なストレスですし、人を見下しているのですから、人間関係が上手く回るはずがありませんよね。

劣等感を感じた時は、「自分は今あの人の良いところに気づいた」と発想を転換させましょう。そして、優秀な人に囲まれた環境を、自分を伸ばすチャンスだと前向きに捉えましょう。

 

劣等感逆手にとって、引き際を弁えよう


劣等感を感じやすい人は、とても謙虚な性格であることが多いです。謙虚は日本の美徳の1つ。それはあなたの大切な長所です。

劣等感を感じる場では、強がらず、無理せず、その場を退き、別の人に任せてしまう事も大切です。これは逃げる事とは違います。役割分担です。別の自分の力が活かせる場所で活躍すれば良いだけなのです。

劣等感を感じる時は、自分の力が及ばないと自覚した時と理解しましょう。自分の引き際がわかります。往生際が悪く、場の空気を壊すようなことをせずに済むのです。

粘り強く食らいつくことも時には必要かもしれませんが、引き際が良い人は、周囲に潔い好印象を与えます。退いた自分を褒めてあげましょう。

 

劣等感を感じる自分を抱きしめよう


人は、自分の弱い気持ちに気づいたときに、人に優しくなれます。なぜならば、自分が弱いと気付くことは、人の弱さを許すことと同じだからです。劣等感、色々ありますよね。どうしてこんなに自分は弱いのかと、苦しい時があるかもしれません。

だけど、そんな自分を丸ごと抱きしめてみてください。自分は弱い人間だと、一度全部受け入れると、心が楽になれます。そして、きっと周りの人も、こうやって苦しい時があるのだと想像しましょう。

人の表面に見える部分は、本当にごく一部です。誰しもが、劣等感を抱き、悩んで涙したことがあるはずです。自分も人も弱いところがあると認めることで、優しい心を持つことができます。人の弱さに寄り添える、懐の広い人になれるのです。

 

いかがでしたでしょうか。劣等感を感じるのは、決して悪い事ではありません。大切なのは、劣等感を感じる自分から逃げずに、向き合う事。劣等感を感じる理由や内容は人それぞれですが、自分に向き合うことで、劣等感を感じる自分の中に長所を見つけることができるのです。

そして、劣等感を持った弱い自分と向き合うことで、人の弱さに気づき、固定概念にとらわれず、人に優しい気持ちを持てる、大きな人間になることができます。

劣等感を感じない人なんていません。劣等感を1つも持つことなく生きてきた人がいたとしたら、よほど恵まれた環境の人か、もしくは超越した優れた人か、あるいは人の気持ちがわからない冷たい人間です。劣等感は誰もが持つ普通の感情です。劣等感に振り回されず、自分の良いところをたくさん見つけてくださいね。

 

まとめ


物の見方を変えて、劣等感を長所に変えてしまう、5つの方法

・等感を感じる理由を考えてみよう
・劣等感は向上心の裏返し、前向きな自分を自覚しよう
・劣等感を感じたら、相手の長所を見つけたのだと発想を転換しよう
・劣等感逆手にとって、引き際を弁えよう
・劣等感を感じる自分を抱きしめよう