友達できないと嘆く前に見直したい5つの性格的特徴


友達できない、でも欲しい……と悩むばかりで、どんな行動を起こせばよいかわからない人って、結構いますよね。でも、友達を作るために必要なこととは、一体どんなことでしょうか。

よくドラマや漫画で見かける罵り文句に「そんなんだから友達できないんだよ!」というものがあります。これはつまり、友達できないのは、友達を作ろうとしないのではなく、その性格に何か原因があるということですよね。

友達できない、もしくはできにくい性格とは、フィクションで見られるような極悪人や意地悪な性格ばかりではありません。人見知りが激しいとか誤解を招きやすいなど、「自業自得」と切り捨ててしまうのはかわいそうなものもあります。これらを見直すことが、友達を作る第一歩に繋がるのではないでしょうか。

そこで今回は、「友達できない……」と悩む人にありがちな性格についてお伝えします。

 

友達できないと嘆く前に
見直したい5つの性格的特徴

 

被害妄想が激しい

まずはこちら、被害妄想が激しい性格です。こんな性格の人に友達ができない理由としては、裏切りや陰口を疑い過ぎて、友達を心から信用できないからです。

「友達になれるかも……」と期待した矢先にちょっとした行き違いがあると、すぐに友達になることを諦めてしまう。もしくは、その人のせいで偶然に自分に損失が生じたとき、「わざとやったんじゃないの?!」と疑心暗鬼になってしまう人。

こんな人は、誰にも傷付けられないように予防線を引いてしまうため、どんな相手でも仲良くなりにくいですし、もしも運よく誰かと仲良くなれたとしても、相手の方が疲れて去って行ってしまうことになるのです。

 

他人とすぐに優劣を付けたがる

世の中には、誰かしらと競争し、すぐに順位を付けたがる人が少なくありません。でも、その順位付けの対象に友達まで入れてしまう人とは、誰も仲良くしたいとは思いませんよね。

友達と集まっていても「○○ちゃんより自分の方がかわいい!」と悦に浸ったり、「●●さんの彼氏の方が素敵!悔しい!」などと勝手に一喜一憂している人は、「あなた、それじゃ友達できないわ」と言われて当然です。友達とは一緒に楽しいことをしたり支え合ったりするための存在であって、自分が優れていることや劣っていることを確かめる目安ではないからです。

こんな性格の人は、口では友達が欲しいと言っていても、その実はライバルが欲しいだけだったりします。友達がライバルになることはよくありますが、それを望んでいない人もたくさんいることを忘れずに。

 

他人への依存傾向が強い

友達ができたら嬉しくて、どこへ行くにもベッタリ、行動も全て把握していないと気が済まない……という、いつの間にかストーカー化している人もたまにいます。これは、他人に対して依存しやすい性格の人によくある傾向です。

誰かと仲良くし始めたら、頼れるところまで頼りたいし相手にも頼って欲しい、と思う人は要注意。いくら友達とはいえ、適度に距離を置いた付き合いができなければ人間関係はうまく行きません

確かに友達は心の拠り所にも成り得ますが、度が過ぎると「重い」と言われて相手は逃げて行ってしまいます。友達できないと悩む前に、相手に立ち入りすぎたり距離感がおかしいところがないか、思い直してみましょう。

 

頑固で何事もハッキリさせたい性格

何事もハッキリさせないと気が済まない性格は、見方によっては付き合いやすそうにも見えますが、明確な定義が無い友達関係においては障害になることもあります。こんな性格の人に友達できない理由としては、相手に愛想をつかされるというよりも、自分から相手のことが嫌になって去りたくなってしまうことがあるためです。

例えば、せっかく友達になったのに、自分的に許せないことをしている人だとわかった途端に相手に近付きたくなくなったり、相手の悪い癖を注意したくなったり、注意しても治らないことに嫌気がさしてしまったり。

いくら仲良くしていても友達は他人、別な人間なのですから、自分の主義を押し付けずに、緩い付き合いを心がけるようにするべきです。

 

根本的に一人が好きなタイプ

いくら口で「友達できない」と言っていても、結局は一人が大好きだというタイプの人もいますよね。困った時に友達がいると助かるけれど、困っていないときは煩わしいだけ……という理由から、積極的に友達作りに勤しむことができないのです。

でも、困った時に友達同士で助け合うのは大事なことですが、困った時のために友達を作っておくというのは良い考えではありません。最初から利害ありきで友達作りをしても、信頼し合える関係は築けないものです。

楽しさを分かち合い、信頼関係を築きたいと思わないのなら、最初から友達を作らないのもいけないことではありません。一人が好きなら、一人のままでいるのも悪くはないですよ。

 

いかがでしたか。「なかなか友達できない」とつい悩んでしまう人によく見られる性格的な特徴を5つお伝えしました。あなたや身近な人に当てはまるものはあったでしょうか。

友達ができない理由には、周囲に話が合いそうな人がいないとか、会話している時間がないなどの環境的な要因もあります。でも、それらの環境要因をクリアしても友達ができない、誰とも仲良くできないという人は、本文中で紹介した性格的特徴を見直してみて、該当するものが無いか確認してみて下さい。

もし、何か該当してしまったら、それが人間関係をうまく築けない障害になっている可能性大です。性格のせいと言われると一生治らないように感じられますが、努力次第でどうにかなるものばかりですので、是非改善に向けて頑張りましょう。

まとめ

友達できない人が見直したい性格的特徴は

・被害妄想が激しく信頼関係を築けない
・他人とすぐに優劣を付けたがり、友達までライバル視してしまう
・他人への依存傾向が強く重たがられる
・頑固で好き嫌いがはっきりしているため、他人に愛想をつかすのが早い
・根本的に一人が好きなタイプで、友達はそれほど必要に感じていない


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