早く気付いて!会話がどんどん苦手になる5つの原因とは


会話が苦手になった原因は、過去に起きた会話での失敗やトラブルだという人が多いですよね。または、何のきっかけも無いけれど、気が付いたら苦手になっていたという人もいるでしょう。

でも、会話が苦手になる原因は、本当にそれだけでしょうか。もしかしたら、あなたの癖や習慣がどんどん苦手意識を強めていっていることも考えられます。

例えば、ほんの小さなミスを重く重く受け止めすぎて会話が苦手な原因を作ってしまったり、誰かに言われたことをずっと気にしすぎて、思うままに会話ができなくなってしまったりなど、そんな心当たりがある人はきっと少なくないはずです。

ですので、この「会話の苦手を作る原因」とも言える習慣や考え方を改善すれば、苦手意識が解消されるはず。そこで今回は、会話が苦手になる原因として考えられるものについてお伝えします。

 

早く気付いて!会話がどんどん苦手になる
5つの原因とは

 

些細な失敗を気に病みすぎる

「あの時、あんなことを言わなければよかった」「あの質問にもっとうまい返しができたら……」などなど、会話の後に一人反省会を開催するのが習慣になっている人はいませんか?この行為は、会話の自己研鑽に繋がると思われがちですが、実は会話が苦手になる原因を作っているだけなのです。

毎回、自分の発言の粗探しをし続けると、「私は会話下手なんだ」という意識が染み付いてしまい、次の会話の機会で緊張して失敗しやすくなります。例え「次はあんなこと言わないようにしよう」と心に決めても、会話下手という自己暗示に囚われ、やはりうまく話せない……ということを繰り返す羽目に。

会話は楽しんで初めてスキルが上達します。小さな失敗は忘れる努力をしましょう

 

他人に言われたことを気にしすぎる

自分の発言だけではなく、他人に言われたことを気にしすぎるのも会話が苦手になる原因です。悪意がある発言はもちろん、何気なく言われたことにまでダメージを受けてしまうため、人と話すのが嫌になってしまうのですよね。

このように会話で嫌な思いをする場面が続くと、誰に対しても身構えてしまい、うまく話せなくなってしまうのは仕方がありません。でも、相手に悪気が無いのなら、多少の失言は大きな心で許してあげるべきでしょう。

相手を許すことは相手のためだけではなく、会話が苦手になる原因を解消するため、つまり自分のためにもなるのです。

 

「会話」というものに対して身構えすぎている

意味も無く、誰かと話す時に緊張してしまうという人も少なくないはずです。これは、「会話」という行為そのものに対して身構えてしまっているせいで起こる現象です。

そんなあなたは、会話というものが特別な行為で、それをすることで自分の評価に大きな影響が出たり、他人に影響を与えたりすると思い込んでいませんか?このように会話が大ごとだと捉えると、どうしても自然に話せなくなります

でも、会話は人と人との原始的なコミュニケーションツールです。誰もが当たり前にしていることなのですから、過剰に身構えずに、自然体を意識しましょう

 

会話の本来の目的を忘れている

会話とは、自分の意思を相手に伝え、相手の意思を受け取るために行うものです。時には異性の注目を引くためとか、上司に気に入られるためとか、本来の目的以外の目的で会話に臨む人もいるでしょう。

でも、相手に言葉を伝える目的ではなく、第三者の評価とか、相手の心をコントロールすることに意識を置くと、会話が苦手となる原因になります。なぜなら、会話の間中「こう言うことで相手は自分を高く評価してくれるだろうか」「周りのみんなにどう見えているか」ばかりを気にするようになり、会話に失敗しやすくなるからです。

会話は人の心を動かすツールになり得るものですが、その本来の目的を忘れては、人の心を動かせないばかりか、自分で会話が苦手になる原因を作っていくだけです。

 

会話の最中、話の内容以外に意識を取られている

誰と会話をしていても集中できず、話が頭に入ってこないというタイプの人は、会話の内容ではなく余計なことに気を取られる癖があるのではないでしょうか。いつも「あなた、私の話聞いていないでしょ」などと指摘され続けるうちに会話が苦手になっていくのです。

これは集中力の欠如によって起こる現象で、周囲の騒音、話し相手の口癖や服装、または話と全く関係ない自分の今後の予定などに気を取られ、会話に意識を向けられないのです。これを解消するためには、集中力を鍛えるほかありません。

興味が無くても相手の話に耳を傾けられるように、集中力のコントロールができるようになりましょう

 

いかがでしたでしょうか。会話が苦手になる原因の中から、自分自身に問題があり、なおかつ自身で改善できることについてお伝えしました。

会話というものは、何も考えずにすれば幼児でもできる簡単なことですが、難しく考え、相手の反応を気にしすぎると急に上手くできなくなってしまいます。こうして生じた苦手意識を放っておくと、どんどん会話という行為がストレスになり誰とも話せなくなっていきます。

でも、大人になると特に、誰とも話さず生活することなんて不可能に等しいですよね。ですから、会話の苦手意識は浅いうちに解消させておく必要があるのです。

「何だか会話って苦手だな」と思ったら、その原因を突き止め、意識の改革を行うようにしましょう。

まとめ

会話が苦手になる原因は

・些細な失敗を気に病みすぎる
・他人に言われたことを気にしすぎる
・「会話」というものに対して身構えすぎている
・会話の本来の目的を忘れている
・会話の最中、話の内容以外に意識を取られている


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