コミュ障を治す!今すぐ実践したい3つの方法


人とのコミュニケーションが苦手な、いわゆる「コミュ障」を治すには、「自分の心を知ること」が大事です。コミュ障だと、会話を楽しめない、ありのままの自分を出せないなど、人との間に見えない壁を感じてしまい孤独感や寂しさを感じてしまいがちですよね。いつからこんなコミュ障になってしまったのかと自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。そんなコミュ障を治すには、まずは自分の何が原因でコミュ障になっているのかを自覚するということが足がかりになります

コミュ障になる原因は、もともと「話すのが苦手」「自己主張するのが苦手」などの性格もあるかもしれませんが、会話の中での自分の発言が原因で人間関係のトラブルがあったり、いじめが起こったりなどのトラウマになるような記憶があると話すのが怖くなり、コミュ障になってしまうことがあります。そんなこんなで形成されてきたコミュ障を治すには、どのようなアプローチ法があるのでしょうか。そこで今回は、コミュ障を治すのに役立つ方法を3つお伝えします。

 

コミュ障を治す!
今すぐ実践したい3つの方法

 

嫌われることを恐れない(余計なことを考えない)

コミュ障を治すには、まずコミュ障の人の特徴として多い「嫌われるのが怖い」という感覚を克服していくことが大切です。これまでの中で、「自分の発言や態度によって人を怒らせてしまい怖い思いをした」とか「自分の言葉で人から嫌われてしまった」と感じる経験をしたことがある人は、人に嫌われることや怒らせてしまうことを恐れて、思うように会話ができなくなってしまいます。

コミュ障を治す上で、「常識的な範囲の発言、態度なら相手を怒らせることも嫌われることもめったにない」という事実を認識することから始めてみましょう。突飛な行動もする幼少期や、子供時代とは違います。社会人として、良識ある大人としての発言や行動を心がければ、「嫌われるのでは?」と神経質になる必要はないでしょう。少しばかり神経を図太く持って、相手の顔色は気にせずに会話を楽しむことに意識を当ててみてはいかがでしょうか。

ただし、嫌われることを恐れないでありのままの自分を出した場合、当然気が合わなくて離れていく人もいるでしょうし、逆に、本当に気の合う人が近寄ってくることもあります。つまり人間関係が整理され、人間関係の新陳代謝が活性化されるということなのです。「来る者は拒まず、去る者は追わず」という姿勢が、「嫌われる恐怖」を克服しやがてコミュ障を治すことに繋がっていくのです。

どんなに気が合っても、人は自分とは違う所詮は「他人」です。気に入られて仲良くなっても、嫌われて去られていくということはよくあること。反対に、苦手意識を持っていた人と思わぬことで意気投合することもあるでしょう。また、自分が好意を寄せていた人でも、いつからか苦手になっていたり嫌いになっていることもよくあるものです。そのように人間の心というのは絶えず移り変わっていくものですから、永続的な「好意」や「仲間意識」を維持しよう、留めようと頑張ると、ありのままの自分を出せずに会話もぎごちなくなりコミュ障を治すことができません。

去る者は去っていくし、来る者もいるという姿勢が心を楽にし解き放たせてくれます。そしてコミュニケーションに対する苦手意識も薄れていき、気軽に人付き合いを楽しむことができるようになっていくのです。コミュ障を治すには、「嫌われる」ことを恐れない。まずはこのことを意識してみましょう。

 

会話に意味を求めない

コミュ障を治すには、会話に意味や意義を求めないことも大切です。コミュ障の人は、会話に意味を求めてしまいがちな傾向があるといわれています。

これまで「おしゃべりな女子がなんとなく苦手」と思っていたのは、「そんな会話に意味がない」「くだらない」という意識が少しでもあったからではありませんか。こうした会話になんとなく尻込みしてしまい、「自分はコミュ障なのではないか」と思いいたったことがある人は多いものです。雑談に意味なんてなくてよいのですから、「くだらない」「意味がない」「生産性がない」と思えるような会話でも、気軽に楽しむような心の状態になれるよう意識してみましょう。

ただし、人の悪口や噂話など「嫌だな」と感じる雰囲気の会話や、そのような会話をする人たちのコミュニティーには加わる必要はありません。「会話していて楽しいな」「気分が上がるな、明るくなるな」と感じる人たちとの会話を楽しむとよいでしょう。

 

日記をつけてみる

日記をつける習慣をつけるというのも、コミュ障を治すのに効果的な場合があります。日記を書くことで、自分の気持ちや自分がどんなに人間なのかというのを客観的に見ることができるからです。コミュ障だ、内気だと思い込んでいるのはただの思い込みで、本当は面白かったり楽しかったり、社交的で豊かな一面があることを発見できるかもしれません。

また、人とのコミュニケーションでは抑えてしまう自分の本音や自由なありのままの表現ができるというのも日記のメリットです。他人の意見や一般的な価値観にとらわれない自由な自分の本音を知ることができ、心をケアするセラピーのような効果も期待できます。人に向かってぶつけるわけにはいかないストレスや怒りも、正直に書くことでストレスを発散させることもできます。もやもやした憤りや悲しみなども、書いているうちになぜそのような気持ちがわいてくるのか、その感情の原因は何で、解決策は何なのかという風に頭の中でスッキリと感情と行動の整理をすることができます

コミュ障を治すといってもすぐには上手くいかないもの。疎外感を感じたり打ち解けられない寂しさを感じることもあるでしょうが、そんな時も、日記を書くということによって「もう一人の自分」と対話することができ、本当の自分を理解することによって寂しさが和らいでいくという効果も期待できます。

このように、文章を書くということの積み重ねによって、自然と文章を頭の中で構成する力がつき、どんな順序で話すか、どんな言葉を使って表現するか、といった会話力も上がってくるのです。文章を作る、会話するというのに苦手意識がなくなり、楽しめるようになって来たらコミュ障も治すことができるでしょう。

 

いかがでしたか。コミュ障を治すには、人との会話に苦手意識を感じる原因を見つけることが大切だということが分かっていただけたことでしょう。「嫌われないようにしなければ」という恐れが取り除かれたことで、プレッシャーがなくなり会話を楽しむことができるようになったり、はたまた「会話は意味があって有意義でないといけない」という価値観を捨てることで雑談に加わることに抵抗がなくなり、仲を深められたり。そして日記をつけることによって遮光的な一面もある自分の姿を知ったり、文章力や会話力が上がってコミュニケーションがスムーズになったり

今回お伝えした3つの対策方法をぜひ日常に取り入れて、コミュ障を治すのに役立ててください。コミュ障を克服して、積極的な毎日を過ごしていきましょう。

まとめ

コミュ障を治すためにできることとは

・嫌われることを恐れない(余計なことを考えない)
・会話に意味を求めず、楽しむことを意識する
・日記をつけて、会話力をつける


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