コミュ障でも就活を有利に進めることが出来る5つの秘訣


コミュ障の方にとって就活は最大の難関ですよね。採用する側は、就活を行う学生を良くみています。会社でいっしょに仕事をすることができない、と思われてしまうと、どんなに能力のある方でも採用はされないことでしょう。コミュ障の方でも、会社で他の人よりも役に立つ仕事はいくらでもあります。ぜひ、自信を持って就活を進めたいものです。とはいえ、コミュ障の方が苦手な面接で失敗してしまっては、希望する会社に就職することはできません。

コミュ障の方が就活の山場とも言える面接で成功するためには、幾つかの秘訣があります。そして、この秘訣を実践すれば、コミュ障の方でも就活を突破することができます。そこで今回は、コミュ障でも就活を有利に進めるためのコツについてお伝えします。

声を出そう

就職面接で、きちんと自分のことを話せる方は多くありません。特にコミュ障の方は、就活の山場の面接でうまく話ができず、正しく評価してもらえないこともあります。なお、就職面接では、主にコミュニケーション能力がチェックされます。そして、聞かれたことへの回答よりも、質問に対する受け答えが評価対象です。

もし、声が小さかったり、自信の無さそうな声だったりすると、それだけで評価が下がってしまいます。

しかし、コミュ障だからいって就活をあきらめてはいけません。面接官の質問にきちんと回答できれば、評価が下がることはありません。そして、そのためには、声を出すことを心がけてください。お腹から声を出せば、相手にしっかり届きます。もちろん、就職面接のために、お腹から声を出す練習をするのも有効です。

 

第一印象が重要

就職面接で面接官が最も重要だと考えているのが、第一印象だということをご存知でしょうか。どんなに優秀な学生だとしても、第一印象が悪ければ面接での評価が下がることもあります。コミュ障の方が就活する場合、第一印象に特に注意を払いたいところです。

第一印象を良くするためのポイントは、服装と姿勢です。服装は、誰もがリクルートスーツを着用しますが、ぜひ、髪の毛や靴にも注意を払ってください。そして、スーツ姿でのネクタイはかなり目立ちます。しっかりと結びましょう。また、立ったり座ったりする姿勢も面接官はよく見ています。

コミュ障の方の就活で面接に臨む際は、自信が無い姿を見せないように、特に姿勢に気を配ってください。

下を向いていたり、目を合わせないようにしたりせずに、面接官にしっかりと向き合うようにしましょう。

 

コミュニケーションとは会話だけではない

コミュ障の方は、どちらかというと会話でのリアクションが足りません。会話は、声だけで行うものではありません。自分が見られていることを意識し、身振りや手振りを交えて行うのが普通です。しかし、そういったリアクションが足りないと、この人は人の話を聞いていないのではと思われてしまいます。

コミュ障の方が就活で面接に臨む際は、ぜひ、リアクションに心がけてください

例えば、面接官の質問にうなずいて見せて、自分が話を聞いていることをアピールしましょう。また、表情も重要です。鏡を見て、自分が受け答えしている際に、どのような表情をしているのかチェックしてみてください。さらに、自分が回答する際は、できるだけ身を乗り出すなどして、積極的な態度をアピールしましょう。

 

面接の練習を

誰でも面接に初めて臨む際は緊張してしまい、思い通りに受け答えできないものです。たとえ会話に慣れている方でも、緊張して普段の自分を出せないこともあります。コミュ障の方が就活で失敗するのは、極端に緊張してしまうためです。自分が何を言っているのか解らなくこともあるので、いきなり本番は避けてください。

このように緊張する中でも自分の話ができるように、万全の準備をして臨みましょう。そして、緊張した中で話ができるようになるためには、似たような状況で練習することをおすすめします。

就活では既に就職したOBの方を訪問して、会社の様子などを聞くOB訪問が行われます。コミュ障の方の就活では、このOB訪問を積極的に活用しましょう。年の近いOBなら後輩から依頼されれば、きっと面接の練習にも協力してくれるはずです。

 

伝えたいことは履歴書へ

先ほども触れたように就職面接では、面接官は質問で受け答えの様子を見ています。しかし、質問されたことをその場で考えて回答することは、緊張した中ではかなり難しいことです。特にコミュ障の方は、緊張しすぎて何も考えられないこともあります。

それなら、聞かれそうなことを予め履歴書やエントリーシートに書いておき、それに答えるだけにしましょう。コミュ障の方の就活では、事前準備を念入りに行うことが成功の秘訣です。まずは、希望する会社の情報を調べましょう。そして、自分がその会社でできることをまとめておきましょう。さらに、面接で聞かれそうなことをOB訪問などでチェックして、できるだけ履歴書やエントリーシートに書いておきましょう。

コミュ障の方が就活で成功するためには、面接をうまく乗り切ることが大事です。質問される事を予め書いておき、それを答えるだけなら、難しい面接でも乗り切れるようになります。

 

以上、コミュ障でも就活を有利に進めるためのコツについてお伝えしました。就職面接に限らず、緊張せずに初対面の人との面接に臨める人はいません。緊張した中でも話をする経験を積んだり、話す内容をあらかじめチェックするなど、いろいろと準備してから面接の臨んでいます。経験を積んだ社会人でもそうです。これから社会人を目指す方は、ぜひ、見習いたいものです。

コミュ障で就活を有利に進めるためには、他の人よりも準備にしっかりと時間をかけましょう。自信が無い状態で面接に臨めば、相手にそれを見透かされてしまいます。万全の準備を行って、自信を持って臨むことが何より大切です。そして、その準備の際には、今回お伝えした秘訣を本番で発揮できるようにしましょう。

まとめ

コミュ障でも就活を有利に進めるコツとは

・コミュ障でも面接では声を出そう
・第一印象でポイントを稼ごう
・コミュニケーションは会話だけとは限らない
・面接の練習を積んで本番に臨もう
・伝えたいことは履歴書でアピールを


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