自己承認欲求が強いと依存しがち?!恋愛上手になる方法


自己承認欲求、ただ単に承認欲求と言われることもありますが、これは誰にでもある感情です。あなた自身も、あなたの周りのみんなも、褒められたいとか、認められたいなどの気持ちが多かれ少なかれありますよね。この褒められたい、認められたい気持ちが自己承認欲求。人間であれば誰でも持つものですから、全く捨て去るというのは不可能です。ただ、その自己承認欲求を前面に出してアピールするようになると、こちらも良くありません

自己承認欲求が過剰に強い人は、幼少期に家族に受け入れられなかった経験を持つ人が多いと言われています。その反動で、家族の次に近しい人、つまり恋人や友人などに認められたい気持ちが強くなっていくのです。

でも、恋人に依存や執着するようになると、それは破綻の始まりです。そこで今回は、自己承認欲求が強い人が恋愛で失敗しないための心得についてお伝えします。

自分と恋人は別な人格を持つのだということを理解しよう

自己承認欲求の強さはさておき、どんな理由であれ恋人に依存しやすい人は、相手と自分が別人格だということを見失いがちです。自分の心と相手の心の区別が付かず、自分の意に反することも飲み込んだり、逆に相手の意思を無視して従わせたりするのです。

恋愛をうまく続けるためには、どれだけ意気投合して仲良しになれたとしても、結局は別々な人格を持つ者同士だと理解しましょう。相手が別な人間だという前提で交際すれば、意見が一致した時にはその喜びが倍増しますし、食い違っても割り切ることができます。

そして、この感覚があれば、自己承認欲求がムクムクと膨らんできても、「相手は自分ではないのだから、思い通りにいかなくて当然」と思えるようになるのです。

 

認めてもらうために自分を犠牲にしないようにしよう

自己承認欲求が過剰な人にありがちな恋愛パターンの一つに、自己犠牲というものがあります。自我を殺して、相手の意のままに動くことで相手に必要とされていると錯覚し、自分の承認欲求を満たすのです。

行きたいところも食べたいものも相手の思う通りにし続けると、当然ですが自分の本来の姿を見失いますし、相手もそれが当たり前だと勘違いするものです。本当は自分を殺してついていくこと自体を評価して欲しいのに、そんな努力も「本人の好きでやっている」と思われがちになります。

これでは恋愛関係が長持ちしないのは目に見えていますよね。ですから、相手に認めてもらえないと思っても、自分の意思を尊重した恋愛をするように心がけましょう

 

意見が食い違っても落ち込まないようにしよう

他人同士が一緒にいると、意見が食い違うことがあってもおかしくはありません。そんな時は、折衷案を出すなどして割り切るのが普通です。

しかし、自己承認欲求が強いと、自分の意見を承認してもらえないという怒りや落胆が強く残ってしまいます。このせいで、不必要な喧嘩をしたり、相手の愛情が信じられなくなったりというトラブルが生じがちになるのです。

相手に自分の意見を受け入れてもらえなかったとしても、それは落ち込んだり怒るようなことではありませんたまたま合わなかっただけと割り切って、その先にどうやって意見をすり合わせるかを考えるようにしましょう。

 

相手を振り向かせるために自棄にならないようにしよう

好きな相手が振り向いてくれない、または昔は大事にしてくれたのに今は蔑ろにされているという事態になったら、どうするでしょうか。諦めて次に行くか、アプローチ法を変えるなどするのが一般的ですよね。

自己承認欲求が強い人の中には、好きでもない他の異性に走ったり、ストーカーじみた行動に出たり、過剰なものだと狂言自殺をしたりという手段に出る人もいます。こんな自棄になった行動に出るのは、ひとえに相手に拒絶されたくないからです。

でも、こんな手段に出てまで恋人関係を続けても、お互いにとって良くありません。恋がうまく行かなくても、自棄にならないように自分を大切にして下さい。

 

自分の価値を周囲に認めてもらうための恋愛はやめよう

自己承認欲求が恋人ではなく、他者に向いているケースもあります。それは、素敵な恋人がいる自分、モテる自分を友人やその他にアピールしたいという状態です。

恋人をスペックや見た目で選ぶことは否定しませんが、相手への愛情も無いのに、誰かに自慢できるという理由で付き合い始めるのは頂けません二人の気持ちが無いのに、恋人としてうまくやっていけるわけがないからです。

そもそも、誰かに見せるために付き合うなど、相手にも失礼ですよね。ですから、モテる自分をアピールするための恋愛はやめましょう

 

以上、一見無関係に見える、自己承認欲求と恋愛の関係についてお伝えしました。

恋愛の形は人それぞれですが、それがどんな形であれ、一方または双方が不幸になる恋愛はするべきではありません。自己承認欲求が強い人が陥りがちな恋愛の落とし穴は、本人だけではなく、恋人までも不幸に突き落としかねない危険なものなのです。

今はSNSの普及によって、強い承認欲求も正当化されつつある時代です。ですが、だからと言って恋人に自分を認めさせるために躍起になるのは控えるべきでしょう。

自分は恋愛で失敗しがちだと思ったら、相手との関わり方を一度見直してみて下さい。そして、自己承認欲求が過剰になっていないかどうかを確認しましょう。

まとめ

自己承認欲求が強い人が恋愛で失敗しないためには

・自分と恋人は別な人格を持つのだということを理解しよう
・認めてもらうために自分を犠牲にしないようにしよう
・意見が食い違っても落ち込まないようにしよう
・相手を振り向かせるために自棄にならないようにしよう
・自分の価値を周囲に認めてもらうための恋愛はやめよう


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