子供も大人も、女性よりも男性の方が話が苦手な人が多いと言われています。これを見て「自分も話が苦手だ……」と思った男性の方は少なくありませんよね。この話の得手不得手の性差は、脳内の情報処理方法の違いによるものとか、育った環境によるものだとか様々な説がありますが、話が苦手な男子たちが悩んでいるのは自分の生い立ちのことではありませんよね。そう、一定の年齢以上の男子がトークスキルについて悩むのは「恋をしたとき」「気になる女子が出現したとき」ではないでしょうか。
恋をした時ほど、話が苦手な男子がおしゃべりな男子を羨む時はありません。自分もそんなふうになれたらと思ったこともあるはず。
そこで今回は、話が苦手な奥手男子が異性に積極的に話せるようになる方法についてお伝えします。
話が苦手!奥手男子が
積極的に話しかけるための5つの方法
挨拶をきちんとすることから始めよう
世の男子が女子に話しかけることを躊躇する理由は、「気があるってバレたらどうしよう」という心配によるものですよね。気があることに気付いてもらえなければ恋の進展もあり得ないものですが、最初は自然に仲良くなりたいという気持ちも理解できます。
恋心に気付かれずに、しかも話が苦手でも難しくない話しかけ方と言えばやっぱり「挨拶」。おはよう、さようなら(じゃあな)という出会いと別れの挨拶から、ありがとう、ごめんねなどのマナーの面で必要な言葉なら、男子が女子に話しても不審に思われることはないはずです。
気兼ねなく挨拶できる仲になれば、あなたも他愛ない話を振りやすくなりますし、相手からも話しかけてもらえる可能性が高まります。
何かしらの用事を作って話しかけよう
学生生活を送っていると、宿題を集めたり日直や係の仕事があったりなど、事務的な理由で異性に話しかける必要が出てきます。これは大事な仕事ですから「話が苦手だから誰かに代わってもらおう」というわけにはいきませんよね。
それは逆に考えると、好きな女子にも自然に話しかける口実が生まれるということ。用も無いのに話しかければ不審がられますが、こちらは用事があるのですから何の問題も無いはずです。
自分の仕事だけでは話しかけるチャンスが少ないと思ったら、友達の仕事を手伝うふりをしてチャンスを掴み取りましょう。とにかく、用事を作ってでも話しかける頻度を上げるのが好きな女子と仲良くなるコツです。
気にかけていることをネタに話しかけよう
ある程度言葉を交わすことに抵抗が無くなっても、元々話が苦手な人なら他に話すネタが無くなってしまうはず。話しかけたいのに話すネタが無いというのはかなりもどかしいものですよね。
ネタが無い時は、気になる女子の様子を観察して、気にかかることを尋ねてみるようにしてみましょう。例えば、「今日いつもより(登校が)早いね」とか、雨が降ったら「傘持ってきた?」などがあります。
このように、ただ気になったことを聞いてみる程度なら女子同士ではよくあることなので、悪印象を抱かれる心配はそれほどありません。
雑談は一対一ではなく、グループで話して慣れるようにしよう
ただ一言尋ねて返事をもらう程度なら話が苦手でも難しくありませんが、いきなり長時間の雑談を繋げていくのはかなり苦戦するはずです。特に、気になる女子と一対一なら言葉に詰まることは簡単に想像が付きますよね。
しかしながら、雑談のスキルを上げるためには慣れるのが一番。その「慣れ」を身に付けるために、気になる子を含め、男女が複数いる場での雑談に参加するようにしてみて下さい。
最初は自分から言葉を発することができなくても構いません。「スゲー」とか「マジか」などの相槌を適切に打てればOKとしましょう。そして、慣れたら自分の言葉で雑談に加われるように努力しましょう。このように、慣れと経験でステップアップしていくことが大切です。
「聞き役」スキルを上達させよう
雑談に参加しようとしてもどうにも好きな子には話を振ることができない……という人もいるはず。話が苦手だという自覚があるのですから、失敗を恐れて言葉が出なくなってしまうこともありますよね。
そんな人は、聞き役に徹することをおすすめします。女子は基本的に他人の話を聞くよりも自分の話を聞いてもらいたい人が多いので、おしゃべりな男子よりも上手に話を聞いてくれる男子の方が好まれる傾向にあります。
聞き役と言っても黙って相槌を打つだけではなく、相手が話したいことを引き出せるように適度に質問したり、話を広げるスキルが必要です。このような聞き役スキルを極めれば、自分から話しかけるだけではなく相手から話しかけてもらえる可能性がアップします。
いかがでしたか。話が苦手な男子が、学校生活の中で気になる女子に話しかけるための方法についてお伝えしました。
ここでは学校生活という場を想定してお話ししていますが、話が苦手な社会人男性にも応用できる方法ばかりです。挨拶は大人になっても必要なことですし、業務連絡的に話しかけるチャンスは社会人の方がたくさんあるはずです。
今はSNSの普及により、直接話さなくても交流が可能な時代になりました。そのせいか、相手のタイミングを見計らって自分の声で話しかけることへのハードルも上がっている風潮があります。
しかしながら、直接の会話無くしては恋愛の進展はあり得ません。勇気を出して話しかけるチャンスを掴み取れるようになりましょう。
まとめ
話が苦手な男子が女子に話しかけるチャンスを掴む方法は
・挨拶をきちんとすることから始めよう
・何かしらの用事を作って話しかけよう
・気にかけていることをネタに話しかけよう
・雑談は一対一ではなく、グループで話して慣れるようにしよう
・「聞き役」スキルを上達させよう