悩める上司必見!部下に自信をつけるための声掛けとは

悩める上司必見!部下に自信をつけるための声掛けとは
上司の仕事の一つとして、部下が自信をつけるように、指導することがありますよね。しかし、どういう指導をすれば、自信をつけることが出来るのかは、人それぞれですし、良かれと思ってしたことが、裏目に出てしまうこともあります。

上司から見れば部下の仕事が時に頼りなく見えてしまい、つい厳しく当たってしまう時もあるでしょう。しかし、これは自信を喪失させてしまう危険性もはらんでいます。部下は、まだ発展途上ですので、温かい目で見てあげることも大切です。

ですが、部下には出来るだけ早く自信をつけてほしいというのが、上司の本音でしょう。そんな時は、何気ない一言を部下にかけてあげるようにしてみましょう。たったそれだけで、部下は自信をつけるものなのです。

そこで今回は、上司が部下に自信をつけるための声掛けをお伝えします。

 

悩める上司必見!
部下に自信をつけるための声掛けとは

 

新入社員には感謝の言葉をかけよう

「部下」と一口に言っても、仕事をすること自体が初めての新入社員から仕事に慣れ始めてきた人、経験を積んでそろそろ仕事を任せようと感じる部下まで様々です。なので、部下に自信をつける為の声掛けも、それぞれ違ったものになります

まず、新入社員に対しての声掛けですが、ポイントは「感謝」と「気遣い」になります。新入社員は、「仕事」そのものが初めての経験ですので、右も左も分からない状態で不安を感じています。それに、初めてやる「仕事」がいきなり上手く出来たり、テキパキ出来たりするものでもありませんので、仕事ぶりを指摘すると、却って自信がなくなる危険性があります

なので、新入社員には仕事の成果や内容には目をつむり、仕事をこなしてくれたことに対して、声掛けをすることが効果的です。例えば、ある仕事を任せたとして、それを新入社員なりにやり切った時には、ある程度時間がかかったとしても、内容が拙いものであったとしても「ありがとう」と感謝の言葉をかけてあげましょう

当然、任せる仕事は簡単なものですが、それでも新入社員にとっては、難しく悩みながらやっていたはずですし、心の中では「これで大丈夫かな」と不安でいっぱいなはずです。そこで「ありがとう」と言われると、頑張って仕事をしたことを分かってもらえたと感じるので、次への自信に繋がります。また「いつか認めてもらえるように頑張ろう」という気持ちも芽生え、モチベーションも上がります。

「ありがとう」と言う時に、一緒に良かったところを褒めてあげたり「ここはこうした方が、もっと良くなるから次から意識してやってみよう」というアドバイスをすれば、より自信をつけることが出来ます

 

仕事に慣れ始めてきた部下には貢献したことを伝えよう

新入社員の時は右も左も分からなかった部下も、仕事の数をこなし時間が経てば、徐々に慣れてきます慣れてくると心に余裕が生まれ仕事も落ち着いて行えるようになりますので、初歩の仕事に対しては自信をつける頃でしょう。

しかし、色々な仕事を覚える為には、新しいことをどんどん経験しなければならないので、まだまだ大きな意味で自信をつけるには至りません。新しい仕事に対しての不安、やることが増えてきたことによる疲労感でいっぱいのはずです。

そんな中で、こなしてくれた仕事には「ありがとう。助かったよ」と、部下が仕事に貢献したことを感じさせる言葉をかけてあげるようにしましょう。部下は、貢献していると実感出来れば「自分の力が必要とされているんだ」と、自信をつけることが出来ます。

また、新しい仕事が出来た時には「こんなことも、出来るようになったんだね」と、部下のレベルアップした部分を褒めてあげることも効果的です。自分の成長が認められると「今まで頑張ってきたことは間違っていなかった」と感じられるので、自信がつくようになります。

大切なのは、部下がいかに仕事に貢献しているかを伝えるのと、成長を見逃さず褒めてあげることになります。

 

仕事を任せる部下には背中を押してあげよう

いよいよ部下に仕事を任せようとする時にも、自信を持って出来るように、声をかけなくてはなりません。今までは、上司や先輩のフォローがあったからこそ「仕事が出来る」という自信がついたのですが、いざ仕事を任されるとなれば「一人で出来るだろうか」と不安になります。

そんな時は、一言声をかけてあげることで不安がなくなり、自信をつけることが出来ます。しかし、この時の声掛けは、部下のタイプによって言葉を使い分なくてはなりません

例えば「この仕事は君に任せた」とストレートに言った時、「ついに仕事を任されるまでになった。頑張るぞ」と奮い立つ人もいれば「いきなり任せたと言われても、どうしよう」とプレッシャーを感じてしまう人もいます。ま後者の人は、プレッシャーに押し潰され、自信をなくしてしまう危険性もあります

そのような人には「サポートがなくても、君なら大丈夫だよ。だから仕事を任せるんだよ」と、十分仕事を任せられるほどの力があることを示唆しつつも、やわらかい言葉をかけてあげるようにしましょう。どちらのタイプでも、任せた仕事をやり切った時は、労いと褒める言葉をかけることを忘れないようにして下さい。そうすれば、さらに自信をつけること間違いなしです。

 

いかがでしたか。部下に自信をつける為の声掛けは、部下のレベルに応じた言葉にするようにしていきましょう。また、同じ言葉をかけても、自信をつける人もいれば逆の人もいますので、上司は部下のタイプもなるべく把握しておきたいところです。

「言葉」には不思議な力があり、使い方一つで部下を成長させることもあれば、反対に成長を止めてしまうこともあります。言葉をかけてあげる必要はありますが、かける前にはしっかりと吟味してから、かけることをおすすめします。

上司にとって何より嬉しいことは、部下が自信をつけ貴重な戦力へと成長していくことでしょう。その為に、日頃から部下の仕事を意識し、上手く声掛けをするようにしていきたいものです。そして、部下全員を見事に羽ばたかせ、輝かせてあげたいですね。

まとめ

上司が部下に自信をつけるための声掛けとは

・新入社員には「ありがとう」と感謝の言葉をかけよう
・仕事に慣れてきた部下には「助かったよ」と貢献していることを伝えよう
・仕事を任せる部下には「君なら出来る」と背中を押してあげよう


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