あがり症を克服するために今すぐ行うべきトレーニング


『あがり症であるために自分は人生損している』『あがり症を克服できたらどんなに世界が広がるだろう…』と思っている方は少なくありませんよね。

とは言え、あがり症を克服するというのは並大抵の努力ではできません。今まで抵抗があった対人関係や人前に出て自分をアピールするなど、いわゆる積極性のある行動を敢えてしなければいけないのですから。

それにはまず第一にメンタルを鍛えなければいけないし、度重なる練習も必要になります。何度も心が折れたり、ストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、いざという時失敗しない、あがり症を克服するために今すぐ行うべきトレーニングについてお伝えします。

 

あがり症を克服するために
今すぐ行うべきトレーニング

 

マイナスの過去をプラスの過去に書き換える

あがり症を克服するにはマイナスイメージの過去を忘れる…つまり過去の記憶を書き換えることが効果的です。

人は楽しかったことや辛かったことなど人生の中で印象深い出来事ほど鮮明に覚えているものです。

「生まれつきあがり症で人前が苦手」という人はいても、自分があがり症になってしまった瞬間を「それはあの時だった」と明確に覚えている人は少ないでしょう。

しかし、過去の記憶の中でこの場面で自分が大失敗してしまったから二度と人前に出るのは嫌だと感じた…とか、周りの人達にこう言われたから自分に自信がなくなった…など、マイナスイメージの強い想い出は誰にでもある物です。

そんな苦い想い出が、あなたのあがり症な性格に大きく影響を与えていることは間違いありません。そこで、多少なりとも関係があると思う出来事を一度整理してみるのはいかがでしょうか

あがり症を克服するためには、あがり症になってしまった原因を見直すことで、その過去の記憶を書き換える作業をしてみるのが一番です。今なら冷静に分析できるその失敗の原因や正しい対処法など、今まで目を反らしていた嫌な過去に敢えて真正面から向き合ってみるのです。

人は日々成長しているのです。嫌な経験を置き去りにしておくことこそ、その成長の妨げになるだけです。

その時のあなたはまだまだ未熟だったかも知れません。しかし現在のあなたならそんな局面も上手く切り抜けられる『知恵』も『力』もあるのです。

「たいしたことじゃなかった」「そっか。こうすれば良かったんだ!」そんなポジティブな気持ちになることが大事なのです。

前向きな自分になれれば、きっとあがり症は克服できます!過去の記憶の書き換えを繰り返していくといつしか未来の出来事にも心の準備が出来るようになるものです。

 

発声練習で自信回復

そもそも『あがり症』は自信のなさの現れです。人は自信がなければ声も小さくなり、態度も控えめになりがちですよね。そのため、余計に相手には気持ちも言葉も伝わらず理解して貰えない状況が起こります。それを自分への評価が低いと感じて自信喪失してしまうという悪循環に陥るのです。

自分に自信が持てれば言動にもそれが現れるものですが、一度ネガティブになってしまった人はそう簡単にポジティブにはなれないものです。そこで、あがり症を克服するには、まずは相手に背伸びしない実物大の自分を理解してもらう事が大事です。

日頃一緒に生活している家族の前ではあがったりはしないもの。それは家族なら自分という人間を理解してくれているとわかっているからです。

しかし、家族以外の人からは常に自分の一挙手一投足に対して評価されると考えると、失敗はしたくないという思いが働いてしまうのです。そこで不安になったり自信がなくなってしまうのは仕方がありませんが、実力以上に高評価して貰う必要はないのです。

まずは自分を理解して貰う為に言いたいことや考えていることはきちんと伝えましょう。そのためには最低限必要なボリュームで話すことは大事です。急に人前で大きな声で話すというのは難しいので、日頃から声を出す練習をするのがとても効果的です。

基本的な発声練習や大きな声で話すことを意識してトレーニングを繰り返すことで不思議と気持ちも前向きになるものですよ。

ハキハキと適度なボリュームで会話すると、自然とその内容も表情までもポジティブで明るくなりますから、コミュニケーションもスムーズになります。こんなほんの少しの努力で、あがり症は克服できるのです。

 

イメージトレーニングが大事

あがり症の人の特徴は、いざという時には「緊張しませんように」「上手くいきますように」などと必要以上に結果を意識してしまいがちです。

その逆で、人前で堂々としていられる人は、事前に完璧と思える準備が出来ていたり、成功するビジョンしか持っていなかったり、いかなる時もなんとかなるさと思える心の強さがあるものです。

どんなに準備が出来ていても「練習と本番はわけが違う」と思うのか「練習通りにやれば大丈夫」と思うのか。

つまり、あがり症の克服には良い意味でのマインドコントロールが必要です。緊張したくないと思えば思うほど、脳は緊張を意識してしまうため余計に緊張してしまうものです。

「人前で話すのが苦手」「あがり症」と思いこんでしまっている自分を卒業してみようと思うことこそ、あがり症克服の第一歩「ベストを尽くす!」そう声に出して言ってみて下さい!!

 

いかがですか。以上があがり症を克服するために今すぐ行うべきトレーニングです。あがり症を克服する最善策は気持ちの持ちよう、実はそれだけです。

あがり症は心配症。「こうなったらどうしよう…」「こう思われたらどうしよう…」とほとんどの場合、何事も先回りして結果を考え過ぎてしまっているだけです。

完璧はカッコよいですが、必ずしも完璧でなくたって良いのです。そして、絶対に100人中100人が共感しなくても良いのです。

「自分はこう思います!!皆さんはどうですか?」それで良いのではないでしょうか。そんなスタンスで常に自己表現していくと大分気持ちが楽になるはずですよ。

それと自信を持って生きるために日々努力は惜しまないこと。頑張っている自分を褒めてあげて下さい。そうすれば決してあがったりはしないものです。

まとめ

あがり症を克服するためのトレーニングとは

・マイナスの過去をプラスの過去に書き換えよう
・発声練習で自信を回復しよう
・イメージトレーニングを大事にしょう


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