自分に自信を持つには?5つの簡単な思考術


自分に自信を持つ方法があるのなら、是非実践して新たな人生を謳歌してみたいと思いますよね。自分に100%自信がある!と言い切れる人はなかなか少ないものです。

しかし、自分に自信を持つということは簡単なようで実に難しいことです。「自分なら出来る!」と言い聞かせ、一度はその気になったものの実際に問題が目の前に出て来ると途端に気弱になってしまう…そんな事の繰り返しがほとんどでしょう。

また、逆に『変わりたい』と強く願う事で人は変わることも出来るのです。人は自己暗示という方法で自分を強く、或いは優しくすることもできるのです。自信は人を強くします。

そこで今回は、自分に自信を持って新たな自分を開発するための、5つの簡単な思考術についてお伝えします。

 

自分に自信を持つには?
5つの簡単な思考術

 

ハードルを下げる思考術

人は成功を重ねることで自分に自信を持つことが出来ます。そのために大事なことは確実に成功すること

逆に言えばチャレンジすることのハードルをやや下げて、小さな目標を数多く達成していくことが一番の方法です。

ほとんどの場合、多くの人は仕事や学業などに目標を設定してそこに向かって頑張っていきます。そしてその目標の立て方が肝心になるのですが、いわゆる真面目な人であればあるほど、今の自分のレベルに合うものよりも高い所に目標を置くものです。

高い理想を掲げ努力することは立派で素晴らしいことではありますが、理想までの距離が離れすぎていると、その道筋が見えなかったり、挫折を繰り返すと心が折れて、達成のための意欲がそがれたりするものです。

その中で、自分に自信をなくしたり「努力しても無駄だ」とネガティブ思考になることも少なくありません。せっかくの努力も苦しいだけ、それでは人生も楽しめませんよね。

そんな時は一度ハードルを下げ、目標を低く小さくしてみることをオススメします。設定も小刻みにすることで、一歩一歩クリアしていき、小さな成功を積み重ねることで自分に自信を持つことが大切なのです。

 

自分を褒める思考術

日本人は元々奥ゆかしい性格の人が多く、自分を謙ることはあっても褒めてアピールする習慣が少なく苦手な人も多いものです。

自分に自信を持つには、自分自身の良い所を認め、褒めてあげることが一番大事です。

自分の短所を見つけ、改善の努力をしてより望ましい人になることは素晴らしいことですが、短所ばかりを見てどんどん自分に自信をなくしては、こんな自分の人生だから失敗の連続、なんて悲観してしまいがちです。

褒めるべき良いところは、どんな些細なことだって良いのです。挨拶がしっかり出来るとか好き嫌いがないとか健康だとか…。人に自慢できることはもちろん、そうでないことでも人知れず頑張っていることなど。当たり前なんて思わず、自分で自分を褒めてあげることが大事なのです。

それには、日常生活の中で常に自分の良いところを発見できるよう意識することがとても重要です。その都度自分を褒めてあげることを楽しみながら、自分に自信を持つことはとても意味のあることです。これも前向きな自己暗示になりますよ。

 

欠点克服に全力を尽くす思考術

誰にでも直したいけれど直らない欠点の1つくらいはありますよね。更には少しの努力や意識次第で直る欠点もあるものです。

自分に自信を持つならそんな欠点の中の1つをピックアップして、期間を決めて徹底的に直していく努力をしてみてはいかがでしょう

初めは、できるだけ小さな欠点に絞ってみると克服しやすいでしょう。そんな欠点を克服したという経験はかなり大きな自信につながります。

少し時間はかかるかも知れませんが、そんな小さな達成感を積み上げていくことが自分に自信を持つための大事なプロセスなのです。

 

自分と人を比較しない思考術

人は多くの場合、比較対象があってこそ自分自身の評価をつけ、自分がどの位の達成度なのかの物差しにするものです。

しかし、ほとんどの人が理想に近いものを目標物にして自分自身の足りない部分をあげてしまいがちです。そうなってくるとなかなか自分に自信を持つのはかなり難しいことになるわけですよね。

自分の短所としてあげるものは、他人の長所であることが多いし、そうなりたいのに自分はそうではないと思ってしまう様なことばかりです。

自分に自信を持つなら他人と比較して落ち込むのはNGです。比較するのは過去の自分と現在の自分にしておくと自分を磨く良い材料になります。また、成長した自分に自信が持てるのです。

 

完璧だけが良し!としない思考術

全てを完璧に仕上げないと気が済まない方もいらっしゃるとは思いますが、物事が完璧に達成できなくても、その努力や頑張りに満点を付けると言うご意見も世の中には多いものです。

ほんのわずかな失敗にも妥協できない完璧主義者は、自分にも周囲にも厳しいケースが多いものです。いつも完璧を求め、全てを達成できないと×をつけることは人生をつまらないものにしてしまう可能性も否めません。

自分に自信を持つには完璧ばかりを追い求めるのは邪魔なだけ、物事は肝心なことのみが達成できていれば良し!とする考え方もあって良いのです。

些細なことは放っておいても自然に何とかなる事がほとんどです。例えば8割の完成度なら「よくやった」と自分を褒めてあげても良いのです。

理想を高く持つのは悪いことばかりではありません。しかし、人にとっては『ゆとり』も大切なものなのです。

 

いかがですか。以上が自分に自信を持つために大事な5つの簡単な思考術です。自分に自信をもつことはとても難しいことですが、ほんの少し見方や考え方を変えるだけで、自分自身との向き合い方は大きく変わるものです。

昨日まで自信喪失気味な性格だったのに、ある日突然自信家になるなんて無理な話です。ですから少しづつゆっくりと自分に自信を持つことを積み重ねていって心穏やかに暮らせるようにするという考え方です。

完璧を追い求めない肩の力を抜いた楽な生き方、自分を褒めてあげられる心の余裕、一歩一歩のステップアップを目指す安心感。

自分に自信をもって毎日充実した生活をおくるためには、がむしゃらな力んだ顔より笑顔が一番良いですね。

まとめ

自分に自信が持てる思考術とは

・ハードルを下げる思考術
・自分を褒める思考術
・欠点克服に全力を尽くす思考術
・自分と人を比較しない思考術
・完璧だけが良し!としない思考術


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