自己肯定感が低い人と高い人ではこんなに違う5つのこと

自己肯定感が低い人と高い人ではこんなに違う5つのこと
自己肯定感が低いのと高いのとではどう違うの?と、疑問に思う人もきっといますよね。確かに、自己肯定感が低い、または高いとされる当の本人は、周囲と自分との違いに気付くことは難しいものです。

でも、第三者から見ると、自己肯定感の低い高いの違いで出る態度や考え方の違いは歴然。それだけではなく、仕事ぶりや人との付き合い方などにも大きく影響を及ぼしていることが一目でわかるものです。

では、具体的に自己肯定感が低い人と高い人とではどんな違いが生じてしまうのでしょうか。自分の自己肯定感が低いのか、はたまた高い方なのかわかりかねている人は、参考までに知っておくと良いでしょう。

そこで今回は、自己肯定感が低い人と高い人の違いについてお伝えします。

 

自己肯定感が低い人と高い人では
こんなに違う5つのこと

 

褒め言葉の受け取り方

自己肯定感が低い人と高い人との違いは、褒め言葉の受け取り方に顕著に表れます。誰でも一度くらいは褒められたことがあるはずですが、その時にどう思ったかを思い出してみて下さい。

自己肯定感が高い人は褒め言葉を言葉の通りに受け取り、その後の自信に繋げますが、低い人は「もしかして嫌味かも」とか、「この人は私を過大評価している」などと考えてしまい、素直に受け入れることができません。これは、自分を肯定できないことから自己評価が極端に低くなり、客観的な評価と自己評価にズレが生じてしまうことで起こる現象です。

他人の褒め言葉を全て疑ってかかる人は、自己肯定感が低いと思った方が良いでしょう。

 

他人に危害を加えられた時の思考

褒め言葉とは逆に、他人の悪意や危害に対しての考え方も大きく異なります。自分に非が無いのに他人に嫌なことをされたら、あなたはどう思いますか?

自己肯定感が高ければ、危害を加えられる理由が無いと自信を持って言えるため、正面から相手に反発したり注意したりすることができます。が、自己肯定感が低いと「嫌なことをされる理由がどこかにあるのかも」とか、「私の存在自体が憎いのだろう」などと、危害を加える側の思考が正当だと思い込んでしまいます

はっきりした理由が無いなら危害を加える方が悪いのは言うまでもありませんが、そう思うことができないのはつらいことです。

 

好きな人へのアプローチ

自己肯定感が低くても、高くても、誰かを好きになることは必ずあることです。でも、そんな時のアプローチ法にも違いが出てしまうのです。

自己肯定感が高ければ、気持ちのままにアプローチして、もしフラれてしまっても「ご縁が無かっただけのこと」と割り切って次に進むことができます。ですが、低い人は、「自分が好かれるわけがない」と及び腰になり、勇気を出してアプローチしてフラれてしまったら「やっぱり」「自分は恋愛する資格が無い」と自己否定に陥り、次の恋愛でより消極的になります。そして、運よく好きな相手と両思いになっても相手の気持ちを疑ってかかるようになるというハードルまで付いてきます

自分を肯定できないと、自分への好意も肯定できなくなってしまうものなのです。

 

決断力の高低

自己肯定感が低い、つまり自分に自信が無い人は、何かを自分の責任の上で決定することができなくなります。自分の決断が正しいと思うことができないため、他人に委ねがちになったり、流されがちになってしまうのです。

このような決断力の低下は、自分を信じることができないために起こること。また、誤った決断によって自己評価がさらに下がることへの恐れのせいでもあります。

反面、自己肯定感が高い人は自分の意思で色々なことを決めることができ、万が一誤った決断をしても過剰に自分を責めず、次回に活かすことができる思考を持っています。

 

立ち直りまでのスピード

自己肯定感が低い人と高い人の違いの中で一番大きなものは、失敗や不幸に見舞われてから立ち直るまでのスピードです。これまで出てきた項目でも少しお話ししましたが、自己肯定感が高い人は立ち直りが早く、低い人は遅い傾向が顕著です。

自己肯定感が高い人は落ち込むことがあっても自分の価値が揺らがないため、時間が経てば立ち直ることは容易です。しかし、自己肯定感が低い人は小さな失敗でも落ち込みやすく、しかもずっと引きずってしまい、その後の行動にも悪い影響を及ぼすようになります。

このように、自己肯定感が低いせいでどんどん自己評価が下がっていくという悪循環に陥ってしまうのが、最大の特徴とも言えるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。自己肯定感が低い人と高い人の違いを、思考回路や行動などからピックアップしてお伝えしました。

もっと細かく見れば両者の違いはたくさんあるのですが、その根っこにあるのはやはり、「自分に自信があるか・無いか」の違いです。自信がある人は褒め言葉を素直に受け取り、恋愛にも積極的でしかも立ち直りが早いですよね。また、その逆の人は全てにおいて消極的で、他人の好意や善意を正面から受け取ることができなくなるものです。

これを読んで、「私って自己肯定感が低いんだな……」と自覚した人も、諦めることはありません。少しずつ自分に自信をつける取り組みをして、自己否定をやめるようにすれば、必ず自己肯定感が高い人間になれるはずです。

自己肯定感を高められれば、その後の行動すべてが明るくなります。自分に自信を持てるように意識を改革していきましょう。

まとめ

自己肯定感が低い人と高い人の違いは

・自己肯定感が高い人は褒め言葉を素直に受け取るが、低い人は受け取ることができない
・他人に危害を加えられた時、自己肯定感が低いと自分が悪いと思い込んでしまう
・自己肯定感が高い人は好きな人に積極的にアプローチできるが、低い人は消極的になりがち
・自己肯定感が高ければ決断力も高まるが、低ければ決断もなかなかできなくなる
・自己肯定感が高い人は立ち直りまでのスピードが早く、低い人は遅い、または立ち直れない


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