「私って友達できないな…」と思っている方、結構いますよね。
社会に出て年齢を重ねれば重ねるほど、上辺での付き合いが多くなり、『友達』を作る事の難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。また、学生にとっての『友達』は「学校生活の生命線」と言えるほど重要です。
「恋人やパートナーさえいれば友達できない事とか別に気にならない」と思っている方もいるかもしれませんが、ふとした時に友達できない事の寂しさや不安に襲われ、焦りを感じたことのある人は少なくないのでは。
恋人、パートナー、家族などに対する不満であったり、「家族や恋人には言えない相談」ができるのも友達だからこそ。また、友達とでなければ味わえない楽しい時間があるのも事実です。
そこで今回は、友達できない人に試して欲しい、5つのステップについてお伝えします。
友達できない人に試して欲しい
5つのステップ
とにかく外に出て、常に出会いを求める姿勢を
「友達できない」と悩んでいるのなら、とにかく外に出てみましょう。「そんな急に外に出たからと言って友達できないでしょ」と思われるかもしれませんが、家の中にずっといる限り、友達ができる事はありませんよね。自宅の玄関前に100万円が落ちていたとしても、玄関から外に出ない事にはその100万円に気づく事すらできないのですから。
ただ街をブラブラでも良いでしょうし、ショッピングなども良いでしょう。よく行くお店の店員さんと仲良くなったり、途中で道を聞かれた事が出会いのきっかけになる事だってあります。
そしてこの時、何も起こらずに家に帰ってきたとしても「ほらやっぱり友達できない」とは思わずに、行動を起こした自分の頑張りを認めて、一人で出歩く時間をどんどん楽しむようにしましょう。どんな状況であっても楽しもうとしている人の姿は、周りの人から見てもとても魅力的に映るはずです。
清潔な身だしなみ
友達できない方の中には「身なりが不潔」という人が結構多くいらっしゃいます。そういった方の中には「人を見かけで判断するような友達ならいらない」「服装で友達を選ぶのか」といった上から目線の考えを持っている方が多く、その考え自体も友達できない原因になっています。
出会って6秒で決まると言われている第一印象が「生理的に無理」というものであれば、自分の中身に興味を持ってもらうというのは無理な事です。自分が友達を求める時も、「上から目線で身なりが不潔、悪臭がする」というような人は、あまり友達になりたいとは思えませんよね。
友達できない事に悩むのなら、「見た目しか見てくれない」ではなく、「中身まで見てもらえるように、清潔な身だしなみを心掛ける」という相手の事も思いやる考え方に変えましょう。
自己開示をする
自己開示とは読んで字のごとく「自分をオープンにする」という事です。友達になる為に、相手に心を開いて欲しいのですから、まずは自分の心を開きましょう。
友達できない事にお悩みの方にとってはとても難しいことかもしれませんが、無理に実践しようとしなくても、誰かと会話をする時に「あなたに私の事を知ってもらいたい」という気持ちを持っているだけでも、相手に伝わる印象が変わります。
「私の秘密は教えないけど、あなたの秘密は教えてよ」とか「どうせ私の事なんか興味ないでしょ」という態度の人が友達できないのは当然ですよね。
その意識ができたらあとは自分の心に素直に、「相手にどう思われるか」ではなく「その人との時間を楽しむ」事に意識を向けて、オープンにした心と心で会話ができるような相手に出会えれば、その人とは素敵な友人関係が築ける事でしょう。
聞き上手に徹する
話し上手でおしゃべりな方であれば、おそらく友達できない事に悩んだりはしていないですよね。友達できないと思っている方は、かなりの確率で会話が続かない、人との会話が苦手という方が多いのではないでしょうか。
それならば「聞き上手」に徹しましょう。しかし、聞き上手にはちょっとしたコツが必要です。「誰の話も口を挟まずに、ウンウンって聞いてあげてるから私は聞き上手なはずなのに…」と思っている方がいたら、それは聞き上手ではなく、ただ聞き流しているだけです。
相手の言ったことを聞いているだけでは、会話が弾まないのは当然の事。聞き上手というのは、「聞く」というより「質問上手」の事を言います。相手の話してくれた内容をよく聞いて、タイミングよく気になる部分に質問を入れるのです。
そうする事で相手は「自分の話に興味を持ってくれている」と感じ、気分も乗ってどんどん話をしてくれる為、会話が途切れる事もありませんし、聞き上手の人は多くの人から好まれる傾向にあるのです。
自分から声をかける勇気を
「友達できない生活」から脱却する為に最も重要で、かつ即効性のある方法が「自分から声をかける」という事です。他人に抵抗なく声をかけられる人というのはごく少数です。友達を作りたいと思っている人のほとんどが、他人から声をかけられる事を待っています。
それならば、じっとしていないで自分から声をかけてしまいましょう。一度やってみてしまえば、意外にやれるものだという事に気づきます。そして自分の殻を破り、相手に手を差し伸べる立場になるという事は、人間的な魅力をアップさせます。
「友達できない生活」に別れを告げて、上辺のつきあいから『友達』になりたいと思ったら、自分発信で行動する勇気も必要です。
いかがでしたか。友達できない人に試してもらいたい方法についてお伝えしましたが、ほとんどが「相手の立場に立つ」という意味合いのある内容でした。そこを考えてみると「友達できない」と悩んでいる方の多くが「相手の気持ちを考える事が苦手」だという事が読み取れます。
自分の思う通りに生きていければそれに越したことはありませんし、他人の気持ちを考える事は、色々な葛藤や板挟みにあったりして、とても面倒な場合も多くあります。
しかし、たとえ少々面倒でも、お互いに分かり合える充実感や、何かあった時に助け合える絆、自分の事を理解してもらえる喜びであったりと、素敵な『友達』が人生に与えてくれる幸せはとても大きなものです。そしてそんな『友達』を思いやる心は自分自身をも成長させてくれますよ。
まとめ
友達できない人に試して欲しい5つのステップは…
・千里の道も一歩から!まずは出会いを求めて外に出よう
・内面を偏見なく見てもらうためには、まず清潔な身だしなみを
・仲良くなりたいならまず自分の心をオープンに
・聞き上手は質問上手。相手の話に興味を向けて
・自分の殻を破って声をかけてみましょう
・友達をつくることは相手を思いやる事。自分の成長は大きな喜びになります