高校に友達がいない貴方に贈る7つのアドバイス

高校に友達がいない貴方に贈る7つのアドバイス
「高校に通っているけど友達がいない」って、学生にとってはかなりつらい現実ですよね。

普段から一人での行動に慣れていて、「どこへ行くにも一人の方がラク」と割り切れている人にとっても、高校に友達がいないというのは「学生生活」という面で少し厄介です。

学校祭、体育祭、宿泊学習などはもちろんの事、移動教室や授業中の「二人一組のペア」など、学校の中には『一人になってはいけない状況』がたくさん存在し、そこでいわゆる「ぼっち」になってしまうと、周りからまるで自分が「かわいそうな人」「存在価値のない人」であるような目で見られることになります

自分は一人でいる事に何の不便も寂しさも感じていないのに、「友達がいる事」「大勢で群れている事」が正しくて、「高校に友達がいない事」「一人でいる事」は悪い事だと勝手な価値観を押し付けられて、自分の存在価値を判断されてしまう…これはとても理不尽な事ですよね。

そこで今回は、高校に友達がいない人の心の支えに…高校生活を乗り切るための7つのアドバイスをお伝えします。

 

高校に友達がいない貴方に贈る
7つのアドバイス

 

高校時代は人生のほんの少し

高校に友達がいないという事は、学生にとって非常に大きな悩みではありますが、大きな視点で見ると、約80年ある人生の中のたった3年です。

また、大学や就職といった、高校以降の進路は、小・中・高のように同じ顔ぶれが一緒に進学していくわけではないので、その3年間さえ乗り切れば、人間関係をすべてリセットする事も可能です。

「高校時代に友達がいない事で悩んでいたけれど、進学してから人が変わったように大学生活を謳歌した」とか「就職先でマスコット的存在として可愛がられた」といった話は実によくある事なのです。

今高校に友達がいない事で悩んでいても、それは永遠に続く事ではありません。あくまでも一時的に身を置いたのが「たまたま自分に合わない環境だった」と思って、淡々と過ごしていきましょう。

 

学生の本業は学業

原点に立ち戻ってみれば、学生の本業は学業です。友達との遊びに明け暮れるというのも青春の1ページではありますが、実は社会に出てからの方が、学生よりもずっと自由に遊べます

むしろ高校生の今しかできないのは、自分の将来を左右する「勉強」と「進路決定」です。そこにしっかりと集中して、自分の軸を持っている事で、一人の時も堂々と自然体でいる事が出来ます。

 

高校に友達がいない現状にとらわれ過ぎないで

高校に友達がいない人は少し視点を変えて「他の部分を充実させる事」に集中してみてはどうでしょうか。

もちろん学生生活をしていく上で『友達』は『すべて』と言っても過言ではないほど重要で、高校に友達がいない事は、簡単に割り切ることのできる問題ではありません。しかしその一部分にばかりフォーカスしていては、生きている事さえつらくなってしまうでしょう。

「友達のいない今の自分」ではなく「将来の自分」「進学したい学校」など、これからの事に目を向けてみれば、高校に友達がいないからこそ、勉強に集中したり、自分の趣味に没頭できる時間が作れるという見方もできます

また、SNSなどで興味のあるサークルに参加するなど、学校外にコミュニティを作る事も非常におすすめです。

 

無理は禁物!時には休むことも必要

高校に友達がいない事を前向き乗り越えると心に決めても、やはりクラスメイトの心無い言葉や、「えっ…あの人一人だよ(笑)」といった周囲の目はどうしても強いストレスになってしまいます。

その為、本当につらい日は無理せず休みましょう。特に班行動のある宿泊行事などは、高校に友達がいない人にとって苦痛でしかないでしょう。そういった時は担任や両親に打ち明けるなどして、堂々と休むというのも一つの手です。

 

それでもやっぱり一人がつらいという人は…

視点を変えても、つらい時に休むようにしても、やっぱり一人はつらいよ…という人は、少し無理をしてでも周りに合わせて、仲間に入れてもらう方法もあります。

最初は媚びを売っているようで不本意かもしれませんが、一緒にいるうちに居心地の良い場所になる可能性もありますよ。

 

一人でいる事は恥ずかしい事ではない

高校に友達がいないという事は、なぜか「いけない事」「恥ずかしい事」のように感じてしまいますよね。しかし、進路決定や大学受験が近くなると、選択科目や特別講習などが増えて、クラス内でも各々一人で行動する事が多くなります。

そうなってしまえば、「なぜ今まで一人でいる事に悩んでいたんだろう」と思うほど楽になる事でしょう。また、一人の時間を楽しみ、堂々としていれば、クラス外の同じ進路の人達と交流し、新しい友人に恵まれるチャンスが巡ってくる場合もあります。

 

つらい毎日の中から得るもの

高校に友達がいないつらさは、高校生活を楽しんでいる人には全く理解できるものではありません。心がバラバラになってしまうほどのつらい思いをした経験は、同じ苦しみを感じている人を救う事ができるのです。

一人でいる人を見かけたらぜひ優しくしてあげたり、困っている様子を見かけたら手を差し伸べたり、「自分がしてもらいたかった」と思う事をしてあげられる人になれると良いですね。

 

いかがでしたか。「高校生活は人生の青春!」「一番楽しい時期だから楽しまなくちゃダメよ!」などと高校時代を語る大人の方は多くいらっしゃいますが、それはすべての高校生に当てはまる事ではありません。

なぜならその人たちの語る「楽しい高校生活」には必ず『友達』の存在があるからです。休み時間も、移動教室も、お弁当も、放課後も…友達と一緒に過ごすのが当たり前の世界の中で、一人でいるつらさは計り知れないものです。

しかし、どんなものにも逃げ道は存在します。学校外に新しいコミュニティを作る、高校生活は将来の為の義務だと割り切って、最低限だけ参加する、趣味や特技に没頭する…どれもしっかりとした「自分軸」をもって行動するというものです。

友達や周りの視線に振り回される「学校軸」ではなく、自分を中心とした新しい「自分軸」の世界を作っていく事で、つらい高校生活も、力を抜いて、ちょっとだけラクな気持ちで乗り越えられるでしょう。

まとめ

高校に友達がいない貴方に贈る7つのアドバイスとは

・高校時代は人生のほんの少し。その後の長い人生を想像してみて
・学生の本業は学業。今は学業に励んで将来を充実させよう
・視点を変えて、友達以外の部分を充実させる
・無理は禁物!時には休むことも必要
・一人でいる事は恥ずかしい事ではない。卒業前は一人行動も増えて楽になる
・つらい毎日の中から得るものもある。苦しんでいる人を救える人になろう


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