飽きっぽい性格をメリットに変える5つの考え方

飽きっぽい性格をメリットに変える5つの考え方
何をやっても飽きっぽい性格で、一つのことを極めたことが無い……という悩みを持つ人は、少なくありませんよね。一般に、「飽きっぽい」と言われると、あまり良くないことのように考えられがちだということは事実です。

でも、何事にも一筋に打ち込める性格の人が素晴らしいということは否定しませんが、飽きっぽい性格にだって他にはない長所があるのです。何事にも一長一短という言葉がある通り、飽きっぽい人には飽きっぽい人にしかできないことや考え方があるということをご存知でしょうか。

今まで飽きっぽいということが障害にしか思えず、生きづらい時間を過ごしてきた人もきっといるでしょう。でも、それを認めずに無理するばかりでは勿体ないことです。

そこで今回は、飽きっぽい性格の良さについてまとめ、お伝えします。

 

飽きっぽい性格をメリットに変える
5つの考え方

 

飽きっぽい=視野が広い

飽きっぽい人の思考の流れは、Aという作業をしている最中にBという作業に興味を持ってしまい、今やるべきことはAなのに、それを途中で中断してBに移りたくなってしまうという感じですよね。あまり良くない例えで言うと、異性関係でも同じようなことが起こりうるのではないでしょうか。

でも、この考え方の見方を変えると、何かをしながらそれ以外のものの魅力を見出すことができるということです。つまり、飽きっぽい人、一つのことに打ち込めない人は、何かに没頭してしまう人よりも広い視野や平等な見方ができる人と言えるのです。

 

物事の欠点を見抜く力を持っている

「飽きる」ということは、今するべきことが嫌になるということですよね。これは、裏を返すと「誰よりも早くその物事の欠点を見抜くことができる」と考えることができます。

嫌になるということは、その物事のどこかに嫌になるポイントがあるということです。例えば、「この作業は単調で飽きる」ということは、単調さが作業効率を落としているということですから、単調に感じさせない工夫をすれば誰もが飽きずにできるようになるのです。

つまり、飽きっぽい人はエラーチェッカーとしてとても優秀だと言えます。ですから、自分の飽きっぽい性格を毛嫌いせず、自分が感じた嫌悪感を突き詰めてみて、他の人が気付かない欠点を発見することにシフトしてはいかがでしょうか。

 

便利なもの、楽しいものは飽きっぽい人が作る

世の中の便利なものや楽しいものの数々は、怠け者と呼ばれる人や、飽きっぽいと言われている人が作り出しているということはあまり知られていません。便利グッズ、夢中になるゲームの数々は、飽きっぽい人でも飽きずに使える工夫が凝らされているからです。

人間はやはりどこかで楽しいものを作りたいという願望がありますが、誰でも飽きずに楽しめるものを作るのは簡単ではありません。その点、飽きっぽい人は「満足する」「楽しむ」ということに対するハードルが大変高いため、誰でも便利に使えるツールや楽しめるものなどを作り出す能力に長けているのです。

 

記憶力が優れているという見方もできる

飽きるということは、その作業を単調に感じやすいということですよね。それは、見方を変えると記憶力が高いとも考えられます。

人は何かを初めて記憶するとき、心に大きな刺激を受けます。裏を返すと、何事も初めて行うような新鮮な気持ちで取り組める人は、ある意味記憶力が鈍いと取ることもできます。

それとは逆に、一回やったら飽きてしまうような人は、一回でその物事を記憶してしまい、二回目以降は刺激を受けないということですから、脳の働きだけを見れば記憶力が優れていることに他なりません。これを欠点と思わず上手に活かせば、記憶力を駆使して人よりも一段上に行くことだって難しくはないのです。

 

切り替えが早く短時間で色々なことができる

集中力が高い人にありがちな欠点として、一つの作業にのめり込むと何も見えなくなってしまい、一度に何種類もの作業をこなすことが難しいというところがあります。逆に、飽きっぽい人に何種類もの作業をさせると、短時間で全ての作業を同じ熱量でできるという長所があります

これは、一つのことに執着しにくく、別な作業に移った時の切り替えが早いためにできることです。しかも飽きっぽい人の場合は、一度にするべき作業が多ければ多いほど飽きて投げ出すことが無いため、誰よりもスピーディーに効率よく回すことができるというメリットもあるのです。

 

いかがでしたか。飽きっぽい人が持つメリット、素晴らしい点を5つご紹介しました。これは、自分自身が飽きっぽいことに嫌気が差している人だけではなく、周囲にいる飽きっぽい人の良さを引き出そうと考えている人にも大きなヒントになることばかりです。

もちろん、男女関係における飽きっぽさにはメリットは少ないですが、仕事、家事、勉強などにおいては、飽きっぽい人に合った方法をとれば誰よりも高い能力を発揮するものです。その方法を見出すのは難しいことですが、ここでお話しした考え方を参考に、自分の性格や作業への取り組み方を分析してみて下さい。

飽きっぽいことは、状況によっては欠点と捉えられがちですが、見方を変えれば他には無い優れたポイントもたくさんあるのです。ですから、飽きっぽい性格を否定せず、その良さを最大限に生かせるようにシフトしましょう。

まとめ

飽きっぽい性格をメリットに変える考え方は

・飽きっぽい=視野が広いと考えられる
・物事の欠点を見抜く力を持っている
・便利なものや楽しいものは飽きっぽい人が作る
・記憶力が優れているという見方もできる
・切り替えが早く短時間で色々なことができる


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