自分に自信をつけるには?これだけは避けたい5つの口ぐせ


自分に自信をつけるにはどんなことを意識したら良いのか、改めて考えてみることはとても大事ですよね。自分に自信がないと何事にも臆病になりがちです。

人は無意識に生活していたら、なかなか自分の事を冷静な目で評価する事など出来ないものです。それどころか、いきなり自己評価を迫られたりすると、つい厳しくなりがちなのがほとんど。つまり、自信をなくすのは簡単だけれど、自信をもつのは案外難しいことなのです。しかし、人は自信を持てば能力以上のものを出せることもあります。

そして、自分に自信をつける方法として一番簡単で身近なものは発する言葉を意識すること。ついつい言ってしまっている口ぐせがネガティブ思考になる要因となってしまっていることもあるのです。

そこで、今回は自分に自信をつけるには?これだけは避けたい5つの口ぐせについてお伝えします。

 

自分に自信をつけるには?
これだけは避けたい5つの口ぐせ

 

「でも」「だって」など言い訳ワード

自分に自信をつけるには、言ってはいけないNGワードがあります。なかでも絶対に避けたい言葉が「でも」や「だって」などのいわゆる『言い訳』アイテムと呼ばれるもの

意見や責任を求められたり何か依頼された時に、そこから逃げ出したい気持ちの現れの言葉です。

このような否定的な言葉から入ると気持ちも前向きになれるはずがありません。周囲の人達もこの人に任せて良いのだろうかと不安になりますよね。常に自分に自信がない人、また、自信がないからやりたくないという意思表示の言い訳として使ってしまうのです。

失敗を恐れる気持ちは分かりますが、ネガティブな言葉は更に自分の自信のなさを増幅するだけです。

自分に自信をつけるには、ネガティブな言葉は封印して、とにかくやってみる!そんなチャレンジ精神が一番大事なのです。

 

「どうせ」「しょせん」など謙りワード

こんな直接的なネガティブワードも自分に自信をつけるには、絶対NGワードであることは間違いありません。

これが、人づきあいの中でのマナーとしての謙りの表現だけなら良いのですが、自分に自信がない人の多くは自分の能力を過剰に低く評価しているものです。

自分に足りない部分があるなら、それを補う何かを身につける努力をすれば良いし、克服すべく頑張ってみれば良いのです。

「どうせ自分なんて…」「しょせん私なんて…」と早急に結論を出してしまい、努力を放棄するなどということは、自分に自信をつけるには絶対にするべきではありません。

 

「一応」「とりあえず」など失敗布石ワード

完璧を求めるあまり失敗は絶対許されない!と思い込んでいる人や自己防衛意識がとても強い人が口にしがちな言葉がこの2つ

「一応はやってみましたが…(やっぱりダメでした)」とか「(出来ないかも知れませんが)とりあえずやってみましょうか…」などの失敗した時のために準備された言葉です。

万が一、失敗してしまった時や自分の意見が間違っていた時などに受けるショックを前もって和らげておくための言葉と言えますね。

そんな防衛反応が高い人にとっては効果的な言葉ではありますが、当然のことながら自分に自信をつけるには逆効果です。

「一応」や「とりあえず」と言ってしまえば、何か失敗してしまっても「やっぱりダメだったでしょ」とか「できなくて当然」という責任軽減のための布石になってしまうのです。 それは、周囲に対する「失敗を責めないでね」アピールと同時に、自分の逃げ道も作ることになるので、自分に自信をつける行為とは対極となることは間違いありません。

逆に「必ずや成功させる!」と断言して行動する勇気を持つことは、自分の力を信じるという意味でも、とても重要なことと言えるでしょう。

 

「常識」「一般的」など他者比較ワード

自分に自信がない人は、自分と比較する対象は優れた業績を残した他者であることがほとんどでしょう。

しかし、人の成長というものは他者と比較するものではなく、過去の自分と現在の自分の違いを見るのが重要だということを忘れてはいけません。

昨日の自分は出来なかったことが今日は出来るようになったなどの変化を知ることや、自分の成長や可能性を意識することこそが自分に自信をつけるには一番の方法です。

自分の知識や能力が常識的範囲であるか、一般と比べてどうかというのは時として大切ではありますが、そればかりに振り回されてしまうのは意味がありません。

常に自分より劣っている人と比べて自己満足するのも、また、優れた人と比べて自信喪失するのも望ましいことではないのです。

 

「ラッキー」「ついてる」など運任せワード

人は成功した時に、「ラッキー」や「ついてる」 など、ついハイテンションで叫んでしまいますよね。一見、自分に自信をつけるのに悪いとは思えませんが、根本を見誤っていることもあります。

実は、このようなケースでは成功を自分の実力として正しく評価していない場合がほとんど。つまり「ラッキー」や「ついている」は『運』ですから。

もちろん、運を味方にするのもその人の実力の内と言いますから、全くの間違いではないのですが、それよりは重要視する所は別にあるのです。

その成功を導くために、日頃続けてきた自分の努力や姿勢を振り返り、しっかりと褒めてあげることが自分に自信をつけるには大きな意味があるのです。

人生における全てのことを『棚ぼた』的に片付けてしまうと、自分に自信をつけるための努力などバカバカしくなってしまうこともありますよね。

 

いかがですか。以上が自分に自信をつけるには?これだけは避けたい5つの口ぐせです。自信にダイレクトにつながるのは実際の努力とそれを正しく認識する素直な心が必要です。

人対人のシーンでは謙遜することも時には必要ではありますが、心の底から過剰に謙ってしまうと自分の自信まで抑えつけてしまうことになりかねません。また、あまりに自信満々過ぎるビッグマウスもイヤミになったり、自分を追い込んでしまうこともありますから良くありませんよね。つまり、自分に自信をつけるには、何事も過ぎないこと。つまり、自然体が一番だということです。

自分自身にも言い聞かせるように、敢えてネガティブな口ぐせは口にしないようにしましょう。

まとめ

自分に自信をつけるために避けたい口ぐせとは

・「でも」「だって」など言い訳ワード
・「どうせ」「しょせん」など謙りワード
・「一応」「とりあえず」など失敗布石ワード
・「常識」「一般的」など他者比較ワード
・「ラッキー」「ついてる」など運任せワード


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