面白い人の特徴は話術だった!真似したい話し方のコツ


同じ内容の話をしていても「あの人は面白く話せるのに、自分は面白く話せない」と感じ、面白い話し方のコツでもあるのかなと、思ったことってありますよね。実はその通りで、面白い人は、さりげなく面白い話し方のコツを使って話しているのです。

自分は面白い話が出来ないと思い込んでいる人は、話が面白くないのではなく、話し方に問題があるのです。「面白い話」と「面白い話し方」は、全く別物だということを理解しておくようにしましょう。なので、面白い話し方のコツさえおさえれば、どんな話でも面白く話せるようになります

面白く話せると、みんなが自分の話を聞こうとしてくれるので、コミュニケーションや人間関係の幅も広がります。また、プレゼンなどでも活用出来ますので、仕事をする上でも有用な能力になるのです。

そこで今回は、真似したい話し方のコツについてお伝えします。

 

面白い人の特徴は話術だった!
真似したい話し方のコツ

 

相手の予想を裏切る

相手が話を聞いている時は、たいがい結末やこういうことを言うだろうなというのを予想しながら聞いているものです。そこで、そのまま相手が思っていることを話してしまうと、全く面白くない話になってしまいます。そこで、話を面白くするには、相手の予想を裏切るように話すこと、これこそが、面白い話し方のコツです。

でも、「相手の予想をいつも裏切るのは、難しいよ」と感じる人もいるでしょうが、実はそんなに難しいことではありません。難しいと感じてしまうのは、常に相手のことを意識しなければならないと考えてしまうから。予想を裏切るのには、相手をそれほど意識しなくてもよいのです。ここだけの話、簡単に相手の予想を裏切るテクニックがあります。

それは、いかにも自分が言いそうなことと、真逆のことを言うのです。なぜなら、相手が予想しているのは、当然、自分が言いそうなことだからです。なので、まずは相手のことを過剰に考えるのではなく、自分のことに集中してみましょう。そして、面白い話をすることに慣れてきた頃には、自然と相手を意識しながら話せるようになります。面白く話すには、どんどん相手を裏切っていきましょう

 

話のトーンを落としてから上げる

話のトーンを落としてから上げる、とは、話の出だしは暗い感じから始めて、終わりは明るい感じで持ち上げたり、怒っている雰囲気で始めて一気に緩めてしまうということです。このように、話の雰囲気を一気にガラッと変えてしまうのも、面白い話し方のコツです。

この時、最も重要になるのが、声のトーンになります。例えば、暗い話から入るのに、声色が楽しく明るいテンションが上がっているようになっていては、暗さは出せませんよね。暗い感じを出す為には、少し声を低くし、はっきりと言葉にせず、少しボソボソと話すのがコツになります。そのトーンで話を続け、最後は明るい声色で話を終えるようにしてみましょう。

また、暗くなっていた理由も下らないものに設定しておきましょう中途半端な理由だと本気で心配されてしまい、話を聞いていた人に迷惑をかけてしまいます。また、話の雰囲気を変えるタイミングも重要で、タイミングを間違えると話が白ける可能性もありますので、見極めはとても大事です。

声だけで相手にどれくらい印象を与えられるかがポイントになりますので、色んな声色を試してみると良いでしょう。

 

自分のイメージとは違う意外なことを言う

最後にお伝えする面白い話し方のコツは、相手が予想もしない突拍子なこと、意外なことを口にすることです。その為には、まず自分が相手にどのような印象を持たれているかを知っておく必要があります。真面目で堅物だと思われているのか、はたまた、いつもおちゃらけの冗談ばかり言っていると思われているのか、などです。その印象次第で、言うことが大きく変わってきます。

簡単に言うと、相手が持っている印象と逆のことを言うのが「意外なことを口にする」ということ。例えば、普段真面目な人が、「さぁ、仕事頑張るか」と言っても普通のことなので面白くありませんが、普段からふざけたことばかり言っている人が、「さぁ、仕事頑張るか」と言うと、「熱でもあるのか」とリアクションしてくれたりして、面白くなります。

つまり、「何を言った」かではなく「誰が言った」かが大切になるのです。自分が、絶対口にしないようなことを言えば、必ず面白くなりますし、それを話の中にサラッと入れられれば、面白い話が成立します。

 

いかがでしたか。面白い話し方のコツは、相手を面白がらせようとすることよりも、まず自分がどういうキャラクターかを知ることが大切になります。自分のキャラクターを知るのは、難しいかもしれませんが、それさえ分かれば、面白い話し方のコツをほとんど習得できたも同然です。

ただ、面白い話し方のコツを覚えたからといって、すぐに面白い話が出来るわけではありません。やはり、実際に面白い話をするというのは、思っている通りにはいかないものですし、予想外のことが起こるかもしれません。そういったことに対応する為には、とにかく面白い話をすることに、慣れるしかありません。

最初のうちは、面白い話をすることに失敗するかもしれませんが、面白い話し方のコツを忘れずに、経験を積んでいけば、必ず自然に面白い話が出来ようになりますよ。

まとめ

面白い人の特徴は話術だった!真似したい話し方のコツは

・相手の予想を裏切ることを話そう
・話のトーンと声色で雰囲気をガラッと変える
・普段自分が言わない、意外なことを言おう


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