「人見知りを克服したい!」思っている人は意外と多くいますよね。人見知りだと初対面や気心知れない人とはなかなか話せず、仕事がスムーズに進まない原因になることもあります。それに、色んな人と話せないが為に、人間関係の幅が広がらず、自分の世界を広げることもなかなか出来ません。
人から受ける影響というのは、とても大きなプラスになりますし、出来るだけ多くの人と交流を持った方が人生を豊かにしてくれます。ですが、人見知りではそういったことが少ないので、ある意味仕事もプライベートも損をしてしまっていると言えるでしょう。
しかし、人見知りを克服すれば仕事もスムーズに進み、プライベートでも新しい仲間が出来るなどの大きなメリットがあります。
そこで今回は、人見知りを克服するための5つの術をお伝えします。
人見知りを克服して
仕事をスムーズに進める5つの術
自分から話しかけていく
人見知りにとって、自分から話しかけていくのは相当難しいことですし、それが出来ないから人見知りなんだよと感じる人もいることでしょう。しかし、人見知りを克服するには「話しかける」ことがとても大事なのです。
そもそも、人見知りだから話しかけられないのではなく、「話す」ことそのものに慣れていない為に、話しかけられないのです。なので、話すことに慣れるためにも、どんどん人に話しかけていきましょう。しかし、いきなり初対面の人に話しかけるのは難しいので、まずは面識はあるけれど話したことはない人に話しかけることをおすすめします。
面識があるということだけで、話しかけるハードルはぐっと下がります。こうして、徐々に話すことに慣れていけば、人と話すことが楽しくなり、人見知りも克服されていくはずです。
克服したように見せる
先程、人見知りを克服するには自分から話しかけるのが大事と言いましたが、だからといって簡単にアクションを起こせる人ばかりではありません。それに人見知りは、性格によるところも大きいので、なかなか克服するための行動を起こしにくい傾向があります。
しかし、人見知りではやっていけない仕事もありますし、例え人と接する機会が少ない仕事だとしても多少の足かせになってしまいます。そこで、仕事とプライベートの切り分けと同じように、仕事の時だけは人見知りを克服したかのような演技をしましょう。
例え演技でも、社交的に振る舞えば人脈が広がったり上司の信頼を勝ち取れる可能性は高くなります。そうすれば自信もついて、いつしか演技している姿が本当の自分になっていきます。
話しかけやすい雰囲気になる
自分から話しかける勇気はなかなか持てないし、だからといって人見知りを克服したような演技も出来そうもないと感じる人は、自分に話しかけてもらえるような雰囲気作りをしてみましょう。
雰囲気を作るというと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。意識することは、ただ一つ「笑顔」です。仏頂面ではなく、常にニコニコ笑顔でいれば優しい雰囲気が自分を覆ってくれます。
そうすることで、周りは話しかけやすくなりますし、話しかけてくれた人は恐らく人見知りではないはずなので、積極的に会話をリードしてくれることでしょう。こうなれば、無理に話す必要はなく、自分は聞き役に徹することが出来ます。そうやって、会話に慣れていけば、人見知りの克服に繋がっていくのです。
自分に自信を持つ
子供の頃は社交的だったのに、成長していく中で人見知りになってしまった人もいますよね。それは、自分に自信が持てないといったコンプレックスが原因です。そして、そういう人は何か行動を起こそうとしても「どうせ自分なんかに出来るわけがない」と、尻込みをしてしまう傾向があります。しかし、そういう人こそ一度自分に自信をつけられれば、すぐに人見知りを克服することが出来ます。
自分に自信をつける為の方法は、何か目標を設定してそれを達成することです。「今月は遅刻をしない」「毎日ジョギングをする」など、目標はどんな些細なことでも構いません。ただし、達成するまでに時間がかかるような目標だけは設定しないようにしましょう。
大切なのは、目標を達成したことで得られる「達成感」です。ある目標を達成すれば、また次の目標を設定して達成していきます。「目標を立てる→達成する→立てる→達成する」を繰り返していけば、必ず自分に自信が持てます。
人に興味を持つ
そもそも人に興味がない為に、自分から話しかけることもせず、人に話しかけられても軽くあしらってしまうことで、気がつけば人見知りになっていたというケースもあります。このような人は、人に対してだけでなく全てにおいてさほど興味がなく欲がない傾向にあり、無趣味であることが多いです。
人見知りを克服したいと思うならば、色んなことに対し興味を持つことが大切です。そして、何でもよいので夢中になれることを見つけましょう。そうすることで、人に対しても興味が出てきて、積極的に人に話しかけていこうという気持ちになれます。人見知りといっても、人に対して興味がなかっただけなので、一度興味を持てばすぐに人見知りは克服出来てしまいます。
いかがでしたか。人見知りを克服するには、何と言っても「会話に慣れる」ことです。人見知りだと「あの人と話してみよう」と思っていても、なかなか話せずに終わってしまいがちです。そういうことが繰り返されると、会話をする機会が減ってしまい、いつしか「会話」そのものが緊張してしまうものになってしまいます。
逆に人見知りではない人は「会話」に緊張することはなく、楽しんでいます。また、初めて話した人と多少会話が噛みあわなくても「この人は自分とは合わないのだな」という、むしろ発見をしたくらいの気持ちになるものです。それが、人見知りだと会話の失敗を極端に恐れているしまう傾向があります。
会話に慣れるのと噛み合わなくてもよいという気持ち、そして今回お伝えした克服法を実践すれば、絶対に人見知りは克服されます。そうすれば、仕事もスムーズに進むこと間違いなしです。
まとめ
人見知りを克服するためには
・会話に慣れる為に自分から話しかけていく
・克服した「演技」をして自信をつける
・目標を達成して自分に自信をつける
・人に話しかけてもらえる雰囲気を作る
・夢中になれるものを見つけ人に興味を持てるようにする