人とコミュニケーションを取るのが苦手で、仕事や恋愛など、あらゆる場面において人間関係を築くのが難しいコミュ障を治す方法があれば、知りたいという人もいますよね。コミュ障だと、そのことがコンプレックスになったり、自分だけかもという思いから引きこもりがちになり、酷くなるとうつ病になる危険性もあります。
そうならないためにも、コミュ障は改善しなければいけませんが、方法が分からなければどうにもなりませんし、治るわけがないと半ば諦めている人もおられるかもしれません。しかし、ちゃんとしたアプローチをすれば、コミュ障は治すことができます。
コミュニケーションが上手く取れるようになれば、色んな人と繋がれますので、自分の世界が広がります。
そこで今回は、コミュ障を治すために心がけたいことについてお伝えします。
コミュ障を治すために大切な5つの事。
心掛けたいのはコレ
挨拶をする
コミュ障だと人と会話することも苦手なので、どう話してよいか分からず、だんまりになる傾向があります。しかし「だんまり」は、周りの人からは、あまり良いようには見られません。だからといって、無理に会話をしようとすると、ぎこちなくなり自分が苦しくなってしまいますので、これもおすすめできません。
そんな時に、助けとなる魔法のような言葉が「挨拶」です。これなら誰でもできるはずですよね。会話が苦手で何を話して良いか分からなくとも、挨拶は決まり文句ですので考えることもありませんし、会話のきっかけにもなります。そして、何より元気よく挨拶することで、自分の名前を憶えてもらえますし、好感度が上がります。
仮に挨拶の後に、だんまりになってしまっても、印象は悪くなりません。挨拶は会話に慣れるための第一歩になりますし、相手から声をかけてもらえる可能性も上がります。コミュ障を治すのに、挨拶は欠かせないのです。
日記を付ける
日記を書くとなると、面倒だと感じるかもしれませんが、これがコミュ障を治すのに大いに役立つのです。まず、日記を書くことで自分を客観的に見つめることができますので、自分さえ知らなかった新たな一面を発見することもあります。そして、それが自分に自信を持つきっかけになる可能性もあるのです。
また、毎日日記を付けていれば、自然と文章力も上がってきますし、頭の中で文章を作るのも容易くできるようになります。この力は、会話でも順序良く話したり人を引き込ませるように話すことに活かせます。
また、日記には成功したことや失敗したこと、大笑いしたことなど、色んな場面を書くようにしましょう。ある日、日記を読み返した時に、話しのネタにできるものがあるかもしれません。コミュ障を治す一つの方法として、ぜひ日記を取り入れてみましょう。
嫌われることを恐れない
コミュニケーションを取るのが苦手なため、どうしてもコミュ障だと相手の出方をうかがってしまいます。そして、話すのが不得意なため、下手に話して相手の気分を損ねたり嫌われたりすることを恐れ、何も言えずじまいになることがあります。
相手に嫌われたくない気持ちも分かりますが、これではいつまでたってもコミュニケーションを上手く取れないままです。なので、嫌われることを恐れず、会話に参加しましょう。それに、よっぽど常識外れなことや相手の神経を逆撫でするようなことを言わなければ、思っている以上に相手が不機嫌になったり自分を嫌ったりはしません。
思い切ってコミュニケーションを取ってみましょう。
色んな話題を集めておく
他人とコミュニケーションを果たすには、雑談のような何気ない会話ができなくてはなりませんが、コミュ障だと会話そのものに意味を求める傾向があります。なので、いざ会話するとなっても小難しい話題を出そうとしがちですが、上手く話せず結局「面白くない人だ」と思われてしまいます。
ですが、会話に小難しい話を持ち出す必要は、全くありませんし、むしろ意味のない方が良いのです。コミュ障を治すには、話せる「ネタ」を持っておくことです。
例えば、テレビで見た面白い話や身の周りで起こったことなど、自分が上手く話せる話題でよいのです。そのためには、日頃から話題集めをするように心がけておきましょう。特に、最近注目を集めているものや流行ものに目を光らせておけば、より会話が弾むのでおすすめです。
会話を数多くこなす
コミュ障を治すには、それなりの時間がかかりますし、一足飛びで改善されることはありません。そんな中でも、時間をかけず最も手早く治すには、とにかく人と会話する機会を増やすことです。これは「習うより慣れろ」に近い感覚で、とにかく実践を積んでコミュニケーションの取り方を上達させていく荒療治です。
しかし、実戦に勝る薬はありませんので、少なくとも毎日一回は誰かと会話をして頂きたいところです。最初は、色々と考えつつ恐る恐るの会話になるかもしれませんが、それに挫けず会話することを続けるようにして下さい。そうすれば、徐々に話すことにも慣れていき、やがて会話することが楽しくなってきます。
そうなれば、コミュ障は完全に克服したことになります。ただし、いきなり何回も会話をすると疲れますので、慣れるまでは疲れや辛さを感じたら、会話をやめても構いません。
いかがでしたか。コミュ障を治すには、普段から心がけておかないといけないことがありますが、そのどれもがコミュ障の改善に役立つことです。それにコミュ障には、風邪をひいたら風邪薬のような専用の薬や特効薬はありませんので、最終的には当人の努力にかかっています。
とは言ってもコミュ障を治すには、時間がかかりますので、時には挫けそうになることもあるかもしれませんよね。そんな時は、コミュ障を克服すれば、自分にとって良いことが沢山あると言い聞かせて、乗り越えるようにしましょう。
そして、本当に克服できた時には、想像以上に楽しいことが沢山ありますし、自分を変えられます。今回お伝えしたことを心がけて頂ければ、確実に明るい未来が待っていますし、絶対にコミュ障を治すことができますよ。
まとめ
コミュ障を治すため心がけたいことは
・会話の入り口と自分の印象を上げるため挨拶をしよう
・日記を付けて話す力を上げよう
・嫌われることを恐れずコミュニケーションをはかっていこう
・何気ない会話ができるように日頃から話題を集めておこう
・会話を数多くこなし会話そのものに慣れていこう