コミュ障の人が仕事をするのは辛いものがありますよね。でも「コミュ障の人は仕事ができない」とか「すぐ辞めてしまう」といったレッテルを張られるのはもっと辛いことでしょう。
コミュ障の人が、仕事を辞めたいとすぐに思ってしまうことが多いのは確かですが、仕事を嫌がっているわけでもないですし、責任感がないわけでもありません。ただ、人と人とのコミュニケーションが苦手なので、人と接することに疲れてしまったり怖くなったりしてしまうだけのことです。しかもコミュ障は、コミュニケーションが苦手なだけで、生まれながらの「コミュニケーション障害」とは異なります。
コミュ障でも仕事を立派に果たしている人はたくさんいます。自分に合った仕事を上手に見つけ、居場所があると感じている人もいます。そこで今回は、コミュ障でも仕事をしっかり果たせるよう、職場で上手くやるための方法をお伝えします。
相槌を打つ
コミュ障の人の中には、話しかけられるだけでも極度に緊張してしまい、話しかけられてもどうすれば良いかわからず固まってしまう人もいます。
どうすれば良いか分からなくて苦しんでいるだけなのに、周りからは愛想が悪いとか、ひどい場合は高飛車な態度だと勘違いされてしまうこともあります。こういう勘違いをされてしまうと本当に辛いですよね。
しかし、こういう肯定的な相槌を打つ場合は危険があることも忘れないようにしましょう。それは、肯定的な相槌をしたからには、本当に理解している必要があるという事です。
場数をこなしていけば、少しずつ上手な相槌が打てるようになっていきます。
スマイルを心がける
コミュ障の人が仕事をこなしていくには、環境を整えることが大切です。周りにいる誰かが気を利かせて良い雰囲気にしてくれたらありがたいのですが、そうそう期待はできません。
これも努力すればするほど、自然な笑顔が出るようになっていくことでしょう。
お誘いを受ける
職場では、飲み会や食事会はつきものです。コミュ障の人が行きたくないと感じるのは自然なことです。ましてやかなりの人数になる場だと、恐怖に感じますよね。
一人に話しかける
コミュ障の多くの方は、人が大勢いると緊張してしまいます。なので少人数から始めてみましょう。まずは、一人です。
しかし、見立て違いで、話しかけても反応が悪い人もいます。その場合は、無理に会話を続ける必要はありません。他のもっと話しやすい人を探しましょう。
ダメな時はあきらめる
どんなに頑張っても、ダメな時はあるものです。そんな時には、「もっと頑張ろう」とは思わないようにしましょう。
あとは、歯を食いしばりながらその仕事を続けるも良し、もっと自分に合った職を探すのも良しです。
コミュ障の職場での付き合い方についてお伝えしました。コミュ障だから仕事ができないなんてことはありません。人から理解されないだけで、コミュ障でも仕事をこなす能力はあるし、やる気もあります。
良い環境に恵まれさえすれば、大いに力を発揮します。そして、その環境があるかないかは、多くの場合、自分の考え方に左右されます。
「コミュ障だから仕事なんて無理」と思いこまないようにしましょう。そう思った段階で、本当に仕事ができなくなってしまいます。コミュ障でも仕事をしなければ生きていけません。そして実際にコミュ障でも仕事をすることが可能なのです。是非、チャレンジしましょう。
コミュ障で仕事をするのは時に辛いですが、職場で上手くやる方法、つまり考え方を身につけて、毎日を楽しんで仕事を続けたいものですね。
まとめ
コミュ障でも職場で上手くやるためには
・ 相槌を打とう
・ スマイルを磨こう
・ 少人数の食事会に参加しよう
・ 優しそうな人、一人に話しかけてみよう
・ 頑張った自分を褒めてあげよう