集中力が低下している時は何をやってもダメ!!そう思いたくなるほど全く物事がスムーズにいかなくてストレスを感じる時ってありますよね。
それならば気合を入れて集中すれば良いんじゃないの?そう思いたくなりますが、そんな簡単ではないのがこの集中力低下の時期。
その原因も様々ありますが、心や身体の状態も大きく影響しているのも事実で、要因はズバリこれ!!と言い切れるものばかりではないのも正直な所です。
だから、何故かこのところ物事が上手くいかないけれどどうしたんだろう?そう悩んでいる内に後から「そーか、集中力が低下していたんだ!」なんて気付くこともあるほどです。
そこで今回は必見!集中力を低下させる5つの要因についてお伝えします。
必見!集中力を低下させる
5つの要因とは
体の疲れによる集中力の低下
肉体疲労が集中力の低下を引き起こす要因になることがあります。もちろん、それは体の調子が悪いというのも含まれます。
疲れを感じている時は精神的にも身体的にも積極的に何かを始めようと言う気が起こらなくなっている状態です。スイッチが入らなければ何事も正常に動くことはありません。
また、適度な疲れは良い眠りを与えてくれますが、疲れ過ぎていると逆に睡眠が浅くなり何度も目が覚めてしまったり朝起きてもスッキリしていない、寝た気がしないなんて経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
良い眠りを得られないと次の日も一日頭がボーッとして、思考能力も低下してしまいます。その様な状態では集中力など保てるわけがないのです。
疲れて集中力が低下しているという実感があると集中力を高めるには甘いものが一番!などと甘い食品を口に入れながら何かを行うこともありますよね。しかし、実は余計に気が散ることもありますのでご注意ください。
更に空腹のために集中力が低下するという方も少なくありませんが、逆に満腹な状態は体が不快を感じ、気持ちが不安定になったり眠気を感じたりするので食べ過ぎも要注意!です。
外的プレッシャーによる集中力の低下
周囲から過度に期待されることによる集中力の低下もあります。或いは圧力をかけられるというのもそのひとつです。
例えば部活で大事な試合のレギュラーに抜擢されたとします。その時はその嬉しさでテンションもあがり活躍するぞ!と気合も入るでしょう。
しかし、そんなタイミングに指導者からの一言「ここで失敗したらレギュラーから外す」…一気に気持ちがしぼんできますよね。
失敗出来ないという気持ちばかりが先走り、変に肩に力が入ってしまい集中力も低下し実力が出し切れなかったというのは良く聞く話です。
また、環境による外的プレッシャーもあります。例えばデスクの上に片付けなければならない書類の山があるだけでも、集中力低下につながります。書類が「次が控えてるぞ!早くやれ!」とせかされている様な気持になりますよね。
そんな外的プレッシャー対策法としては、プレッシャーを撥ね退ける強い心を持つことに尽きるのですが、そのためには自分に自信をもつこと。
「出来る!」と気合を入れ、深呼吸でリラックス、課題を整理し一つ一つ消化していく訓練をするといざという時に役立ちます。
内的プレッシャーによる集中力の低下には自分の能力の把握が大事!
自分に重過ぎるプレッシャーをかけてしまうと逆に集中力を低下させる原因になります。適度なプレッシャーは効果的ですが、過ぎたるは何とやら…です。
誰からも過度な期待などかけられていないのに、自分自身が心の中で勝手に「自分が何とかしなきゃ!」などと考えてしまうのがこれにあたります。
次々に予定を詰め込み過ぎてしまったり、無理な計画で時間に追われてしまったりして、いわゆるテンパッってしまった状態になると、気持ちばかりが焦り整理がつかず、今やらなければならない事から気持ちが反れてしまうことがあります。
次にやるべき事が気になって、なかなかひとつの事に集中できない状態です。あまり予定は詰め込みすぎず、自分のキャパを正しく把握した上で許容範囲で物事を引き受けひとつひとつ消化していくことが大事です。
外的雑念による集中力の低下には初心に戻るのが大事!
集中力が低下する要因のひとつに、自分はやる気満々で挑んでいるのに、外野がうるさくてやる気が失せたというケースがあります。
「わかってるよ~!」「今やろうと思ったのに~!」というのが良い例です。放っておいてくれたら良いのに!というパターンですね。
こうなってしまうと、カッカッしたりイライラしたりで、やらなきゃいけないのはわかっていても集中できなくなってしまいます。
外的雑念による集中力の低下には、初心に戻り目の前の問題に取り組まなければならない理由を今一度確認してみましょう。
内的雑念による集中力の低下にはリラックスが大事!
大切な試験中に、ふと別のことを考えてしまい集中力が低下し大失敗してしまった…そんな経験お持ちの方も多いですよね。
例えば試験前のとても大事な時期なのに恋人と喧嘩してしまった…人間関係でトラブルを抱えた…など心に不安があると、そちらに気を取られ心ここにあらずになることは誰にでもあります。
目の前にあるのが人生を左右する大事な試験でも、そればかりはどうしようもありません。その重要さを天秤にかける心の余裕もない状態で、必死に集中力を発揮しようとしても心配ごとや不安なことを打ち消すことは至難の業です。
今は何をすべきか…そんな雑念は振り払い、不安感など打ち砕く『強い心』が必要なのはいうまでもありませんが、なかなかそう簡単には行かないものなのです。
心の中の雑音による集中力の低下には、まずは心をリラックスさせることが重要で、一度深呼吸し気持ちを切り替え集中力を取り戻す努力をしましょう。
いかがですか。以上が集中力を低下させる5つの要因です。集中力を低下させないためには心身を常にベストな状態にしておくことが一番効果的です。
それはわかっているけれど、そんなに簡単に調整できることでないのも確かです。規則正しい生活を心掛けたり、一度に自分の能力を超えたモノを抱え込んだりしないことです。
それは自分自身にも周囲にも理解して貰えるよう上手にアピールしてみましょう。集中力を低下させることなく目の前の問題に対応するコツは、適切なレベルと量を守ること。決して無理はしないことです。
それを守って集中力を維持し続ければ、完成度も速度もアップしてより良い結果が得られるはずです。集中力を低下させてしまう要因と対処法のポイントを知って上手に活用しましょう。
まとめ
集中力を低下させる要因とは
・体の疲れによる集中力の低下
・外的プレッシャーによる集中力の低下
・内的プレッシャーによる集中力の低下
・外的雑念による集中力の低下
・内的雑念による集中力の低下